50代からの“私時間”の楽しみ方!まだ見ぬ世界への扉を開こう

50代 旅
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「50代は人生の折り返し」なんて言いますよね。

でも私にとっては「ここからが本番!」というか「人生の自由時間、開幕!」といった感じです。

今回は、子育てのドタバタ劇場が一段落した今、「さて、これから何しよう?」とワクワクしている私の小さな冒険について書いてみたいと思います。

目次

50代の学び直し始めました

50代になって、子育てもすっかり落ち着きました。(息子達よ、ありがとう!!)

と同時に「これからの自由時間、どう楽しもうかな?」と考えるようになりました。

不動産業界で働く私は、今まで「宅建」や「賃貸管理」をはじめ、簿記やら消防設備など、仕事に役立つ資格ばかりを勉強してきました。

もちろんそれも大事だったんですが、ふと「本当に好きなことを学んだことってあったかな?」

と自問自答。

答えは「ないない」でした!

そんなとき、ネット上で見つけたのが「世界遺産検定」。

昔から旅行が好きだった私は、「ただ行くだけじゃなくて、ちゃんとその国の歴史や文化を学んでから旅する」という旅スタイルも面白いかもと興味がわいてきました。

2級なら誰でも受けら試験。

さっそくテキストと過去問を購入して、世界遺産検定2級の勉強を開始!

100点満点中60点以上が合格とのこと。合格率を検索してみると50%くらいとの情報でした。

「脳みそ、動いてる?」との格闘

ところが、始めてみると…「この遺跡は何世紀に建てられた…」「この国の登録年は…」

あれ?覚えられない。暗記力、落ちてる

学生時代なら「よーし、一晩で覚えるぞ〜!」だったのに、今や翌朝には「昨日何勉強したっけ?」状態。

その上、更年期のホットフラッシュが襲ってくると「あつい!あつい〜!」と勉強どころじゃなくなることも。

でも不思議なことに、好きなことの勉強は苦にならずに続けることができました。

若い頃の「テスト前の必死の暗記」と違って、

「へぇ〜、こんな歴史があったんだ!」

「この遺跡、実際に見てみたい!」

とワクワクしながら学べる楽しさを発見。

テキストを開きながら「若い頃の私、こんな楽しい勉強の仕方、知らなかったよな〜」

と独り言を言いつつ、コーヒーをすすりながらの勉強時間が至福のひとときに。

何度も「明日覚えてるかな?」と不安になりながらも、無事に世界遺産検定2級に合格!

旅や歴史好きの方はより楽しく勉強できると思います。

初めてのタイ旅行計画!アユタヤ遺跡へ

合格した自分へのご褒美に選んだのは、ずっと気になっていたタイのアユタヤ遺跡への旅。

世界遺産の風格を持つアユタヤは、私の「行ってみたいリスト」の上位にずっと居座っていました。

タイという国自体が初めての訪問で、その文化や歴史に直に触れられると思うとワクワクします。

それに、タイ料理のファンとしては、本場の味を堪能できる機会でもあります。

辛さと甘さが絶妙に絡み合うタイの味覚探検も、この旅の大きな楽しみの一つです。

バンコクから北へ約60km、車で1時間ほどの場所にあるアユタヤ。

今回はバンコク発のガイド付きツアーを予約したので、効率よく見どころを巡れそうです。

特別な体験として、ゾウに乗って遺跡周辺を散策するプランも入れました。

ゆったりとした足取りで進むゾウの背中から見る景色は、きっと忘れられない思い出になるはず。

そしてタイと言えばマッサージ!心置きなく楽しんできたいと思います。

来週の出発に向けて準備も整い、心の中ではもうタイへの旅が始まっています。

初めての国での発見と感動を、心ゆくまで味わってきます!

また後日、旅の様子をお伝えできればと思います。

私時間の楽しみ方

アユタヤの次は、どこへ旅しようか…

布団に入ってから目を閉じるまでの間、世界地図が頭の中で広がる瞬間が今の私のご褒美タイム。

世界遺産検定で勉強した場所を、実際に五感で体験する旅へと変える計画を、そっと心の中で育てています。

旅バケットリスト

  • オーストリアのウィーン歴史地区:モーツァルトの音楽が聴こえてきそうな石畳を歩き、シェーンブルン宮殿の優雅な庭園を散歩
  • ヴェルサイユの宮殿と庭園:ベルばら世代にはマストな場所!
  • サグラダ・ファミリア再訪:ガウディの夢が、ついに形になる瞬間を見届けたい。十年以上前に見た姿と、完成した姿を比べる喜び
  • トルコのカッパドキア:朝焼けの空を染めながら、気球からの眺める奇岩の風景。そして、何千年もの歴史を持つ岩窟のホテルで過ごす!

日本の魅力も再発見中で、「金曜の夜に出発、日曜の夜に帰る」という手軽な旅でも、心に残る体験ができることに気づきました。

その土地ならではの風景など、魅力的なところばかりで、日本は美しい国だなぁと再確認しています。

50代ならではの贅沢

子育て真っ盛りの頃は、旅行前の準備リストは子どものためのものでいっぱい。

観光中も子どものペースに合わせることが当たり前でした。

でも今は違います。

「私が見たいものを、私のペースで、私が心ゆくまで楽しむ」という、子育て中には想像もできなかった贅沢な時間が手に入りました。

ガイドブックの「必見スポット」を次々と巡るより、一つの場所に腰を据えて、その空気を存分に味わう旅。

カフェでのんびり地元の人々を観察したり、偶然見つけた小さな教会で静寂の時を過ごしたり…

そんな「計画外の出会い」が、今の私には何よりの楽しみです。

「無理しない」が旅のモットー

もちろん、リストの全てを一気に実現するのは難しいもの。

仕事や家庭の事情、そして大切なお財布との相談も必要です。

「焦らず、マイペースで、一つずつ夢を形に」。

それが今の私のスタイル。

無理なスケジュールで体力を消耗してしまっては、本当の楽しさを見失ってしまいます。

「また来たい」と思える余裕を残した旅こそが、心に深く刻まれるものだと気づきました。

一つの国を訪れるなら、有名な観光地だけでなく、地元の人々の暮らしが息づく場所も含めて、多彩な魅力を静かに味わいたいと思います。

人生の後半戦、もっと自分らしく

世界遺産検定から始まった私の小さな冒険は、今や人生を彩る大切な喜びになっています。

「いつか行けたらいいな」という漠然とした願いを、「行ってきました!」という確かな記憶に変える過程が、なんとも言えない充実感をもたらします。

これからの人生、旅以外にも自分自身を大切にしながら、心が踊る体験を一つずつ重ねていきたいと思います。

皆さんも、自分だけの「ワクワクリスト」を作ってみませんか?

小さな一歩を踏み出す勇気が、思いがけない幸せへの扉を開くかもしれません。

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