韓国旅行でのコスメショッピングといえば、真っ先に思い浮かぶのが「オリーブヤング」。
でも実は、美容に敏感な女性たちの間で今、もっと注目されているスポットがあるんです。
それが、街角にある韓国の薬局。
今回は、韓国の薬局で購入してきた優秀アイテム「PDRN配合の再生クリーム」紹介します。
韓国薬局という知られざる美容スポット
毎年訪れている韓国でのショッピンは、私の楽しみの一つです。
ですが、正直に言うと、これまでは「オリーブヤング一択」でした。
どこにでもあって便利だし、新商品も豊富。
友人へのお土産探しにも困らない。
そんな私の韓国コスメショッピングの定番ルートが、今年の旅行でガラリと変わったんです。
MOKOきっかけは、思い切って挑戦した美容クリニックでのシミ治療。
施術後、スタッフさんに「アフターケアには何を使えばいいですか?」と尋ねたところ、返ってきたのは意外な答えでした。
「近くの薬局で、相談して再生クリームを買ってくださいね。施術後の回復が全然違いますから」
薬局?そういえば、ソウルの街を歩いていると、あちこちに十字マークのお店を見かけていました。
でも、観光客の私には縁がない場所だと思い込んでいたんです。
日本のドラッグストアとは違う、韓国薬局の世界
実際に訪れてみて驚きました。
韓国の薬局は、日本とはまた異なる空間。
薬剤師が常駐する専門店で、処方箋医薬品から一般医薬品、そして医療レベルに近い高機能なスキンケア製品まで、プロの視点でセレクトされた商品が並んでいます。



特に注目すべきは、美容に関する商品の品揃え。
レーザー治療やピーリングなど施術の後に使うべきケアアイテムが、薬剤師のアドバイス付きで購入できるんです。
例えば「この成分はこの施術後に」とか「このテクスチャーなら敏感になった肌でも使いやすい」。
そんな専門的なアドバイスが、薬局という身近な場所で受けられる。
これが、韓国の美容文化の奥深さなのだと実感しました。
私も翻訳アプリを駆使して欲しい商品などを伝えると本当に丁寧に対応してくれて感謝。



ちゃんと免税もしてくれます!
そして私が探していた「PDRN配合の再生クリーム」「リジュビネックスとリジュオール」は、まさにそんな韓国薬局を代表する人気アイテム。
複数の薬局を回りましたが、どこも「入荷待ち」や「残り数個」という状態。
地元の女性たちも探し求めている”本当に効く”クリームに、ようやく出会えた瞬間でした。
話題の成分「PDRN」とは?
日本でも最近は耳にするようになったPDRN(ポリデオキシリボヌクレオチド)。
調べてみると実はこの成分、単なる美容トレンドではなく、医療現場で長年使われてきた確かな実績を持つ成分なんです。
医療分野で生まれた再生成分
PDRNは、もともと創傷治療や皮膚移植後のケア、火傷の治療など、医療分野で開発された成分。
ヨーロッパでは医薬品として正式に認可されており、EUや韓国のKFDA(韓国食品医薬品安全処)でも医薬品としての効果が認められているほど、科学的根拠のしっかりした成分なのです。
サーモン(鮭)の精巣から抽出される低分子DNAで、人間のDNAと構造が非常に近いため、体への適合性が高く、副作用やアレルギー反応が比較的少ないとされています。
この特性が、医療現場での信頼につながり、そして美容分野へも応用されるきっかけとなっているようです。
韓国で一大ブームに
韓国では「サーモン注射」や「リジュラン注射」として美容クリニックで広く使用されており、肌の再生をサポートする成分として国民的人気に。
日本からもこの施術を受けるために韓国を訪れる人も多いんです。
美容好きな方達が、クリニックで施術体験する様子をyoutubeで配信しているのをよく見かけますよね。
PDRNが注目される理由は、その独特な作用メカニズムにあります。
体内に入ると「アデノシンA2A受容体」を活性化し、以下のような効果が期待されるそうです!
線維芽細胞の活性化
肌のハリや弾力を支えるコラーゲンとエラスチンを作り出す細胞を刺激。
肌が自らコラーゲンを生成する力を高めるため、外から補うより自然で持続的な効果が期待できます。
血管新生の促進
新しい血管が形成されることで、肌への栄養供給が改善。肌細胞の代謝が活発になり、くすみの改善や明るいトーンの肌へ。
創傷治癒の促進
ダメージを受けた細胞の修復をサポート。
ニキビ跡、傷跡、日焼けによるダメージからの回復を促進します。
抗炎症作用
肌の赤みや炎症を抑える効果。
敏感になった肌のケアにも適しており、美容施術後のケアとしても推奨されています。
成長因子の分泌促進
体内の各種成長因子を活性化。
細胞の増殖や分化を調節し、肌のターンオーバーを正常化します。
ヒアルロン酸やコラーゲンとの違い
従来のアンチエイジング成分(ヒアルロン酸、コラーゲンなど)は「補充型」。
外から足りないものを補うアプローチです。
一方、PDRNは「再生促進型」。
肌自身が美容成分を作り出す力を高めるという、根本からのアプローチが可能なんです。
だからこそ、一時的な効果ではなく、肌の根本的な改善と持続的な効果が期待できる。
これが、美容大国・韓国で絶大な支持を集めている理由です。
安全性への配慮
PDRNは人間のDNAに近い構造を持つため、副作用が少ないとされています。
ただし、サーモン由来のため、魚介類アレルギーをお持ちの方は注意が必要。
また、妊娠中・授乳中の方への安全性はまだ確立されていないため、使用は控えるべきとされています。
さすが美容大国韓国。
医療レベルの成分を、薬局で気軽に手に入るクリームに配合してしまうこの発想力。
40代・50代の年齢肌にも、科学的根拠のあるケアを届けられる時代になったのですね。
リジュビネックスは医薬品グレードの濃厚クリーム


今回、購入したリジュビネックスは以下のような特徴があります。
- 正式名称: Rejuvenex
- メーカー: Pharma Research社(リジュラン注射の製造元)
- 分類: 一般医薬品
- PDRN濃度: 800ppm
- テクスチャー: こっくりとした濃厚な軟膏タイプ
- 価格目安: 約38,000〜50,000ウォン(約3,800〜5,000円)
- 内容量:10g
リジュビネックスは、医薬品として分類されている本格派。
美容クリニックでの施術後のケアとしても推奨されており、肌の再生や炎症の軽減、トーンアップ効果が期待できます。


硬めのクリームですが伸びがよく、夜のスキンケアの最後にスリーピングマスクとして使用する方が多いそう。



私も、夜にリジュビネックスをたっぷり塗って寝ます。
とても硬めのクリームで、少し塗りにくいのですが、その効果は抜群。
翌朝の肌にハリとツヤを感じられて、その効果を実感!
ただし注意点として、人気が高すぎて韓国現地の薬局でも品切れが続出。
見つけても値上がりしているケースもあり、入手困難な状況が続いているそうです。
リジュオールは軽やかで使いやすい高濃度タイプ


- 正式名称: Dr. REJU-ALL Advanced PDRN Repair Cream
- 分類: 二重機能性化粧品(美白・シワ改善)
- PDRN濃度: 12,000ppm
- その他成分: ナイアシンアミド、パンテノール、加水分解コラーゲンなど
- テクスチャー: 軽やかなジェルクリームタイプ
- 価格目安: 約30,000〜40,000ウォン(約3,000〜4,000円)
- 内容量:20g
リジュオールは、リジュビネックスの品薄を受けて登場し、現在では独自の人気を確立。
注目すべきは、PDRN濃度がリジュビネックスの約15倍の12,000ppmと非常に高いこと。


医薬品ではなく化粧品分類ですが、韓国の薬事法における「二重機能性化粧品」として美白とシワ改善の効果が公式に認められているそうです。
私はこのリジュオールを目元やほうれい線など気になる部分のケアに使用してます。
ジェル状で伸びがよく、ベタつかずに浸透するため、朝晩どちらのケアにも使いやすいのが特徴です。
このクリームで私が実感した効果は、ハリが出たこと。
次に韓国へ行ったらまたリピ予定です。
リジュビネックスとリジュオールどちらを選ぶ?
リジュビネックスがおすすめの方
- 美容施術後の集中ケアをしたい
- 夜専用のリッチなクリームを探している
- 医薬品グレードの信頼感を重視したい
- こっくりしたテクスチャーが好き
リジュオールがおすすめの方
- より高濃度のPDRNを求めている
- 朝晩使える軽やかな使用感がほしい
- 美白ケアも同時に行いたい
- メイク前にも使いたい
実際には、朝はリジュオール、夜はリジュビネックスと使い分けている方も。
ただし、リジュビネックスの入手困難な状況を考えると、まずはリジュオールから試してみるのも賢い選択です。
韓国薬局での購入時のポイント
探し方のコツ
韓国の薬局は街中どこにでもあります。
明洞や江南など観光地周辺の薬局は観光客にも慣れており、日本語が通じる場合も多いです。
「リジュビネックス」「リジュオール」と書いたメモを見せれば、在庫確認してもらえます。
エメラルド薬局(新沙)や明洞世界薬局などがおすすめです!
薬局によって価格が異なるため、時間があれば、複数の店舗を回るのもおすすめ。
SNS投稿で割引や1+1セールを行っている薬局もあります。
飛行機での持ち帰りの注意点としては、100ml以下であればジップロック袋に入れて機内持ち込み可能ですが、購入本数が多い場合はスーツケースへ。
使用時の注意事項
PDRNは医療現場でも使われる成分のため、初めて使用する際は以下の点に注意してください。
- パッチテストを実施: 腕の内側などで24時間様子を見る
- 少量から始める: 肌が慣れるまで使用量を控えめに
- 併用に注意: レチノールなど強めの成分との同時使用は避ける
- 保管方法: 直射日光を避け、涼しい場所で保管
日本での購入については、Qoo10などの通販サイトでも購入可能ですが、並行輸入品のため偽物や保管状態に不安が残ります。
価格も韓国現地の1.5〜2倍程度。
可能であれば、韓国旅行の際に薬局で直接購入するのが最も確実で経済的です。
まとめ
40代・50代の肌には、複数の悩みに同時にアプローチできる高機能なアイテムが必要です。
韓国薬局でしか手に入らない「リジュビネックス」と「リジュオール」は、まさにそんな年齢肌のための特別なケアアイテム。
次の韓国旅行では、オリーブヤングだけでなく、ぜひ街角の薬局にも立ち寄ってみてください。
そこには、美容大国・韓国ならではのスキンケアとの出会いが待っています!








