健康・ダイエット

アガベシロップとメープルシロップの違いは?効果や糖質を比較!

アガベシロップとメープルシロップの違い

ここ数年注目を浴びている「アガベシロップ」をご存じでしょうか。

低カロリー・低GI値をはじめすぐれた特徴を持つといわれているアガベシロップ。

私たちに馴染みのあるメープルシロップと比較しながらその効能やメリット・デメリットについてわかりやすくご紹介していきます。

アガベシロップのおすすめの使い方も参考にしてみてください。

アガベシロップとメープルシロップとは

アガペシロップとは

アガベシロップはお酒で有名なテキーラを作る時に用いられるアガベ(agave)という植物の根茎から取れる樹液をろ過・加熱して作られている甘味料です。

多肉植物の一種であるアガベはアロエに似た植物。

アガベシロップとメープルシロップの違いは?

メキシコや南アフリカが原産国のアガべの主成分は果糖とブドウ糖です。

砂糖より1.3~1.5倍も甘みを感じると言われており、ポリフェノールや水溶性植物繊維も豊富に含まれています。

アガベシロップは、血糖上昇の穏やかな甘味料であるため糖尿病の方や肥満などの健康を気にする方にはヘルシーなシロップとして知られていますね。

ちなみにテキーラは、アガベの茎部分のピニャといわれる部分を蒸して醗酵・蒸留させて作られるそうですよ。

メープルシロップとは

アガベシロップとメープルシロップ

一方、メープルシロップはサトウカエデの樹液から取れるカエデ由来の食品です。

メープルの樹の幹に傷をつけて採取した樹液を沸騰させて水分を飛ばしたものがメープルシロップです。

カルシウムやマグネシウムをはじめとした60種類以上のポリフェノールを含んでいます。

以前からメープルシロップも白砂糖やはちみつと比べて低カロリー・低GIとして知られています。

アガベシロップとメープルシロップの違いは?

アガベシロップとメープルシロップの違いを比較しみました。

味や風味の違い

アガベシロップ

メープルシロップと比べて味にクセがなく粘り気が少ないことで使いやすいと話題になり欧米を中心に利用者が急速に広がりました。

スッキリとした甘さで、はちみつやメープルシロップよりも主張が少ない甘さです。

種類は、主に2種類で、どちらがいいというのはあまりありません。

  • ブルーアガベシロップ・・・ブルーアガベだけを使用したもの
  • アガベシロップ・・・アガベなど複数種類の原料から作られたもの

また、ライト、ダーク、アンバーと分類されています。

  • ライト・・・無色透明で、砂糖の代替として和食料理などの調味料にもおすすめ。
  • アンバー・・・少し色がついていてコクがあります。
  • ダーク・・・キャラメルのような色でコクもあるので、肉料理にはこちらもおすすめ。

サラサラとした口当たり無臭なので、我が家では調味料として活躍しています。

メープルシロップ

一方、メープルシロップには採取時期により種類があり(ゴールデン、アンバー、ダーク、ベリーダーク)それぞれ味や風味が違います。

  • ゴールデン・・・色も薄くはちみつのようで、繊細な風味。価格も高価。
  • アンバー・・・一般的なメープルシロップ。口当たりも良く料理にも使えて万能。
  • ダーク・・・色も味も濃く、肉料理にも合うメープルシロップ。
  • ベリーダーク・・・色も濃く味も濃厚でクセがある。調味料としてがおすすめ。価格は1番安い。

保存方法の違い

アガベシロップとメープルシロップは、どちらも開封後は冷蔵庫で保存するようにしましょう。

あまり使用頻度が少なく開封後3カ月以上使わない時は、冷凍保存するのもおすすめ。

我が家ではコストコで購入することが多いので、大容量のメープルシロップは小分けして冷凍保存する時もありますよ!

カチカチに凍ることがないので、常温のところへ戻すと元の状態になります。

ちなみに、はちみつはそれ自体に殺菌作用があるため常温保存でもOKです。

アガベシロップとメープルシロップの効果や糖質を比較

アガベシロップとメープルシロップの違いは?

アガベシロップとメープルシロップの効果・栄養

では、天然の甘味料の代表ともいえるアガペシロップとメープルシロップの栄養やその効果をみていきましょう。

アガベシロップの効能・効果

アガペシロップには、ケンペロール、ケルセチンという抗酸化作用のある成分が含まれています。

ケンペロールにはガンや生活習慣病の発症を抑える効果があるのだとか。

またケルセチンには肌トラブルや老化防止などのアンチエイジング効果があります。

そしてイヌリンと呼ばれる水溶性の食物繊維も含まれており腸内環境を整える働きもしてくれます。

GI値が低いアガベシロップは、血糖値の上昇を抑えてくれますので、糖尿病の予防やダイエット中にもおすすめの甘味料です。

メープルシロップの効能・効果

メープルシロップの栄養といえば、ポリフェノール。

なんと63種類ものポリフェノールが含まれているのだとか。

ポリフェノールには、糖化を防ぐ働きがありますので、肌の老化や糖尿病や高血圧の予防にもなります。

またミネラル成分(カルシウム、マグネシウム、カリウムなど)も含まれているため健康効果にも期待できますね!

カルシウムの含有量は、はちみつの40倍、カリウムは20倍だそうですから驚きです。

その他、メープルシロップには、亜鉛(必須ミネラル)やビタミンB群も含まれていますから、疲れた時やエネルギー不足の時にもおすすめです。

アガベシロップとメープルシロップのGI値を比較

一番注目されているのが何といってもアガベシロップの驚異的なGI値の低さ。

代表的な甘味料と比較してみるとその数値は一目瞭然です。

エネルギー/カロリー(100gあたり) GI値
アガベシロップ 310 28
メープルシロップ 257 73
はちみつ 294 88
白砂糖 384 110

GI値とは、炭水化物が分解され糖に変わるまでのスピードを表す数値で、その値が高いほど血糖値を急上昇させることを意味します。

アガベシロップのGI値は白砂糖の1/3以下メープルシロップの1/2以下となっています。

GI値が低いということは糖質の吸収がとても穏やかであると言い換えることもできます。

つまりアガベシロップはダイエット中の方はもちろん、高血圧や高血糖が気になる方にとってはうってつけの食品と言えます。

ただしアガベシロップは、メープルシロップよりもカロリーは高く、成分の大半が果糖である点に注意が必要です。

また果糖は血液中でほとんど分解されないままダイレクトに肝臓まで届き消化吸収されるため、肝臓の負担が増えるとともに肝脂肪や中性脂肪が増大する場合もあります。

肝臓に疾患のない方が過度に摂取しなければ危険はありませんが、リスクは頭に入れておきましょう。

MOKO
MOKO
どんなものでも過剰な摂取は要注意ですよね。

また、メープルシロップの生産地は先進国のカナダやアメリカで、高い精度の品質管理のもとで流通しているため安全性に信頼がおけますが、アガベシロップの場合はそうとも言い切れません。

アガベシロップはメキシコをはじめとする発展途上国が生産地のため製品基準や製造過程に厳しいルールがなく、一部をのぞいて粗悪な商品が多いともいわれています。

購入する際には販売元の信頼性なども考慮した上で、オーガニックや添加物不使用の品質の良いものを選ぶようにしてください。


アガベシロップとメープルシロップの使い方

アガベシロップの使い方

時折、1歳未満の乳児がはちみつを誤飲し中毒を起こしたり、死亡してしまったなどという痛ましい事故のニュースを見聞きします。

オーガニックなメープルシロップやアガベシロップならボツリヌス菌が含まれていないため万一口にしてしまっても大丈夫。

そしてどちらも砂糖に代わる万能調味料として大活躍してくれます。

アガベシロップのおすすめの使い方

クセのない味でサラリとした液体であるアガベシロップは、砂糖やはちみつが溶けにくい冷たい飲み物に使えるのでとても便利です。

アガベシロップの主張しないその味は和食にもよく合います!

MOKO
MOKO
我が家では煮物に使うことが多いです。

また、ドレッシングに入れてもOK!意外とお醤油とも相性が良いんです。

また、ほとんどの甘味料が小腸で糖質を吸収するのに対し、アガベシロップは大腸まで届くので腸内に善玉菌が増えてぜんどう運動が活発になり、腸内環境も整います。

便秘改善やダイエット効果を期待する場合には、朝からスムージーなどの飲み物や食事にアガベシロップを組み込むと良いでしょう。

アガペシロップのレシピ

イタリアンドレッシング

材料(4人分)

オリーブオイル・・・大さじ2
バルサミコ酢・・・小さじ1
塩・・・小さじ1/2
黒こしょう・・・少々
アガペシロップ・・・小さじ1/2

バルサミコ酢でなくてもリンゴ酢や普通のお酢でもOK!

お好みで色々とアレンジしてみてください。

里芋とイカの煮物

材料(2~3人分)

・里芋 … 500gするめいか … 1杯
・水 … 250ml
・濃口醤油 … 大さじ2と1/2
・みりん … 大さじ2
・酒 … 大さじ2
・アガベシロップ … 大さじ1

【作り方】

  1. 里芋とイカ以外の材料を鍋に入れて混ぜ合わせる。
  2. 里芋を入れて中火で煮る。
  3. 煮汁がグツグツしてきたらイカを入れる。
  4. 煮汁が少しグツグツしている程度に火加減を調整しながら15分程蓋をして煮る。アクも取る。
  5. 蓋を外してお好みの加減まで煮汁を煮詰める。

メープルシロップのおすすめの使い方

メープルシロップはパンケーキやプリン、ワッフルなどお菓子に回しかけて使うのが王道ですが、本場カナダでは肉料理の調味料として広く用いられています。

スイーツ用に購入したものの使い切れないことの多いメープルシロップもお肉やお魚料理の際に砂糖と置き換えて加えてみると、その味にコクや深みが増しますよ。

すき焼きやぶりの照り焼きなどの調味料にもOK。

また、お味噌汁に入れると白みそのような風味になったり、納豆に入れると臭みが和らぎます。

生姜焼き

材料(2人分)

・豚ロース肉(生姜焼き用) … 8枚
・片栗粉 … 大さじ1/2
・醤油 … 大さじ1と1/2
・メープルシロップ … 大さじ1
・酒 … 大さじ1
・生姜(すりおろし) … 1かけ
・こしょう … 少々

【作り方】

  1. 豚肉に片栗粉をまぶす
  2. それ以外の調味料を良く混ぜ合わせる
  3. フライパンで豚肉をこんがりと焼く
  4. ②の調味料を入れて少しとろみがつくまで煮詰める

ぶりの照り焼き

材料

・ぶり切り身
・醤油
・酒
・メープルシロップ

【作り方】

  1. 醤油、酒、メープルシロップを1:1:1の割合で混ぜ合わせぶりの切り身を1時間ほど漬け込む。
  2. フライパンにごま油をひいてブリを両面焼く。
  3. ブリに火が通ったら漬け込んだ液を入れてからめる。

まとめ

いかがでしたか?

カロリー重視ならメープルシロップ、糖質制限中や高血圧にお悩みの方ならアガベシロップ、とニーズによって選択すると効果が一段と上がります。

あなたの目的やライフスタイルに合わせて上手に選んでみてくださいね。


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