みなさんは「肌断食」ってご存知ですか?
『肌がきれいになる!』『毛穴が目立たなくなった!』『ニキビができなくなった!』など巷でウワサになっているんです。
ただ、いきなり肌断食は少し心配…という方には、「夜だけ肌断食」がおすすめです。
今回はそんな「夜だけ肌断食」で、ライフスタイルに合わせて行う肌断食について調査してみました。
肌断食とは
「肌断食」をひと言で表すと「何もしないスキンケア」。
私たちが普段あたり前のように使っている化粧品を一切使わないことで肌本来の機能を回復させるというものです。
その効果として
- 肌荒れの改善
- 刺激やストレスに負けない強い肌になる
- 毛穴が目立たなくなり肌がきめ細かくなる
- 色ムラのない美しい肌質になる
など魅力的なものがあげられます。
確かに多くの人は子供のころお風呂上りの顔に何も塗らなくても肌は潤っていたし、トラブルもなかったですよね。
それは肌の機能が活発に働いていたからです。
その頃の状態に近づけていくのが「肌断食」ともいえます。
夜だけ肌断食でも効果ある?
夜だけ肌断食とは?
本格的な「肌断食」は1日を通して行うのが基本ですが、ライフスタイルによっては、丸1日スキンケアをしない状態ではいられない場合もありますよね。
ある日を境に一切のスキンケアをストップするやり方もありますが、初めてトライする場合は段階的な方法がおすすめです。私の場合、いきなり肌断食を始めて、乾燥に困った経験もありました。
1~2週間ほどかけて、保湿クリームや乳液、美容液、化粧水を順を追って使用をやめていくような方法もいいですし、「夜だけ肌断食」する方法もあるんです。
効果はゆるやかですが、ひと晩肌を休ませることで肌への負担を軽減させることが出来ます。
また、「週末肌断食」も取り入れやすい方法です。
週末肌断食は、金曜日の夜にきちんとメイクを落とし、土日の朝はぬるま湯のみで洗顔、夜は石鹸で洗顔、あとは何もつけないというやり方です。
夜だけ断食の効果は?
夜だけでも肌断食をすると、様々な効果があります。
一生懸命、スキンケアしていたのに何故か肌の調子が悪く、困り果てていた時にダメ元で試してみた夜だけ肌断食。
私の場合は次のような効果がありました。
- 肌がサラサラしてきた
- 毛穴が目立たなくなった
- 余分な皮脂が出なくなった
- 肌のキメが整ってきた
高価な美容液にお金をつぎ込んでいたのに、何もつけないことで肌の調子が良くなるなんて、驚きでした!
夜だけ断食の効果が出る期間は?
「夜だけ肌断食」の効果が感じられるまでの期間は、年齢やスキンケア年数、メイクの状況、肌質などによる個人差が大きく、一概にどれくらいとはいえません。
目安としては、早く効果を感じる人で数週間、遅くとも3か月くらいかけて経過を観察していくと「肌断食」が自分に合っているかどうかの判断がつきそうです。
自身の肌の状態をみながら、進めてみましょう!
自分の肌と向き合うことで、本当に必要なスキンケアは何かがわかります。
肌断食の正しいやり方
肌断食の準備
私は、日中はメイクをして出かけますし、メイクは気分も上がるので大好きです!
ただし、夜のメイク落としには注意しています。
化粧水や乳液、保湿クリームなどスキンケア用品の中でもクレンジング剤には、界面活性剤など刺激が強い成分が入っています。
メイクを落とすには、界面活性剤は重要な働きを果たしますが、肌表面のバリアゾーンにダメージを与えやすいんです。
バリアゾーンを壊してしまうと、肌は外部からの刺激にも弱くなり、肌水分も保てなくなります。
ですから、クレンジン剤を使わないようにするだけで肌は、重労働から解放されます。
そのためには、天然成分で作られた純石鹸やホワイトクレイでの洗顔のみで落とせるような、ミネラルファンデーションでメイクしておくことも重要です。
ナチュラグラッセという化粧品は付けている感じが少なく、ストレスフリーでおすすめ!
トライアルセットは、お得なので気になる方はぜひ。
ポイントメイクなど、どうしても油分が入った化粧品を使用している場合は、クレンジング剤ではなく食用のオリーブオイルを綿棒に含ませて丁寧に取り除きましょう。
夜だけ肌断食の方法
1.石鹸で洗顔しましょう!洗顔フォームなど、よくある洗顔料には、化学的に合成された界面活性剤が使われています。化学物質が一切入っていない純石鹸で、洗顔をします。
2.洗顔後は、お肌の水分を優しくふき、何もつけない。乾燥や肌のツッパリ感が気になったら、少しだけワセリンを塗る。
3.次の日の朝は、石鹸は使用せず、ぬるま湯だけで洗顔。
肌断食の注意点
「肌断食」直後に一番気になるのが乾燥です。
化粧水を使いたくなるのを少し我慢していると肌本来の力で潤いが取り戻せるのですが、かゆみや炎症を感じるようなら白色ワセリンを気になる部分にだけほんの少々塗ってみてください。
一時的に肌トラブルが起きるのは「好転反応」という、肌が良くなる段階で起きる通過点です。
それを1週間ほど繰り返していくと違和感が軽減され、3か月を目安に乾燥が気にならなくなる場合が多いようです。
ただし肌が赤くなったり、かゆみが治まらない期間が2週間以上続いた場合は専門医に相談してください。
いま起きている肌トラブルが好転反応なのか、自分に合っていないのかを見極めるのはとても難しいですので無理は禁物です。
まとめ
いかがでしたか。
「肌断食」は、メイク時間の短縮やスキンケア用品に使っていたお金の節約、さらには旅行時の荷物が減るといった肌質改善以外の嬉しいメリットもあります。
とはいえ、いきなり肌断食は少し抵抗がある方も多いと思います。
興味のある方は一度、「夜だけ肌断食」からチャレンジしてみてはいかがでしょうか。