カフェインが多く含まれている飲み物といえば、何を思い浮かべますか?
やっぱり、コーヒーや紅茶ではないでしょうか。私もまずは、コーヒーを思い浮かべました。しかし、カフェインが多く含まれている飲み物は他にも多くあるんです。
今回は、カフェインの含有量が多い飲み物をランキング形式で紹介していきたいと思います。
さらにカフェインが体に及ぼす影響を良い面と悪い面に分けて、解説していきます。
最後に、1日にカフェインの適切な摂取量についても紹介していきますので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
カフェインの含有量が多い飲み物は?
まず、カフェインの含有量が一番多い飲み物ランキングをみていきましょう!
1位:玉露
(150ml中のカフェイン含有量150mg)
玉露といえば緑茶の中でも高級な飲み物として知られていますが、コーヒーよりもカフェインが多く含まれているのは、あまり知られていないのではないでしょうか。
これには、私も驚きでした。
2位:エスプレッソコーヒー
(50ml中のカフェイン含有量140mg)
ここでコーヒーがランクインです。
コーヒーの味わいをより深く楽しむことのできるエスプレッソコーヒーが、やはりカフェインの含有量も多いようですね。
3位:ドリップコーヒー
(150ml中のカフェイン含有量135mg)
私は毎朝、ドリップコーヒーで目を覚まし気合を入れるようにしています。
シャキッと目が覚める感じがして好きなのですが、私のように朝の1杯を楽しんでいる人も多いのでは?
4位:インスタントコーヒー
(150ml中のカフェイン含有量68mg)
手軽に職場や家庭でもコーヒーを楽しむことのできるコーヒーとして、よく知られていますよね。
急な来客の際などに、よくお世話になっているものでもあります。
5位:栄養ドリンク・コーラ
(150ml中のカフェイン含有量50mg)
ここでコーヒー以外の飲み物がでてきましたね。
以前、栄養ドリンクを一度に多量に摂取したため、カフェイン中毒となり救急搬送された、というニュースをよく見聞きしたことがありました。
カフェイン中毒につきましては、次項でのカフェインが体に及ぼす影響で解説したいと思いますので、良かったら読んでみてくださいね。
6位以降
6位以下については、一気に紹介していきたいと思います。
抹茶→ココア→ジャスミン茶→紅茶→ほうじ茶→ウーロン茶→緑茶→玄米茶→麦茶の順番となります。
カフェインの含有量が多い印象のある紅茶や緑茶は意外と、あまり含まれていないことがわかりました。
私がカフェインが含まれているのは意外だと思ったのは、ココアでした。子どもが寒い時期によく飲んでいるココアですが驚きの結果となりました。
皆さんにとって、意外だな…と思った飲み物はありましたか?
カフェインが体に及ぼす影響は?
ここでは、カフェインが体に及ぼす影響を良い面と悪い面に分けて紹介していきたいと思います。
またカフェイン中毒についても解説しますので、気になる方はぜひこのまま読んでみてくださいね。
カフェインが体に及ぼす良い影響
まず、カフェインを摂取することで体に与える良い影響を紹介していきましょう。
カフェインには覚醒・興奮作用が含まれているため、集中力を高めてくれたり、眠気を覚ましてくれたり、自立神経の働きを高めてくれます。
また、カフェインにはダイエット効果や運動能力を高めてくれる健康効果も期待できます。
実はカフェインはお酒が好きな人にもおすすめしたいもので、カフェインはアルコールを分解してくれる力をもっており、二日酔いの解消にも役立ってくれます。
朝の1杯、運動前にコーヒーを1杯、二日酔いで体がつらい時に1杯、ぜひお試しくだい!
カフェインが体に及ぼす悪い影響
では、次に体に及ぼす悪い影響を紹介していきましょう。
まずは、よく聞くのが妊婦さんには禁物!というものです。
カフェインは母体はもちろん、胎盤を通して母が摂取した栄養分をそのまま吸収する胎児には悪影響を与えてしまいます。
流産や早産、子どもに発達障害などの問題が発生してしまう可能性もある、との指摘もあります。
妊婦検診などでカフェインを摂取しないように言われるのはきちんとした科学的根拠に基づいたものなので、きちんと従うようにしましょう。
そうは言っても、コーヒー好きには、コーヒーなしは辛いですよね!そんな時はカフェインレスのコーヒーもありますので試してみてはいかがでしょうか?
美味しカフェインレスコーヒーって少ないですが、こんなコーヒーもおすすめです。
次にカフェインを摂取していて一番恐ろしいのが、カフェイン中毒です。
カフェイン中毒はカフェインの過剰摂取により、体が中毒症状を起こしてしまうものです。
症状としては、吐き気や嘔吐、手足がしびれたり動悸が激しくなったり、ひどい倦怠感に襲われるなどがあります。さらに重篤化すると意識障害や心肺停止も起こることがあります。
これは滅多にないケースですが、実際にこの症状で救急搬送された実例もありますので、注意が必要です。
特に、エナジードリンクなどの栄養ドリンクを過剰摂取した場合に中毒症状が起きることが多いようです。
コーヒーと違い大量に飲みやすいので、うっかり飲み過ぎてしまうということがあるようですね…商品に表示されている摂取量を守り、自分の体をしっかり守ってあげることが大切です。

カフェインの適切な摂取量は?
では、カフェインの適切な摂取量とはどれくらいなのでしょうか?
1日にどれくらいが適量なのか調べてみることにしました。
成人だと、1日400mg未満のカフェイン量が適量という基準があり、また一度に飲む量だと200mgが適量です。
そう言われてもよくわからない…ですよね。
コーヒーで例えると、1日4~5杯が適当な量です。
いつもこれ以上飲んでいる、ほかにも栄養ドリンクやカフェインが含まれている飲み物を常飲している、という人は注意しましょう!
まとめ
今回は、カフェインの含有量の多い飲み物をランキング順の紹介や体に及ぼす影響、カフェインの1日の適切な摂取量について紹介しましたが、いかがでしたか?
カフェインが一番多く含まれている飲み物が玉露だというのは意外でしたね。
カフェインは多くの健康効果がありますが、多く摂取し過ぎると悪影響を及ぼしてしまいます…飲食は何事も適量が一番!だということですね。
私も毎日コーヒーやお茶が欠かせない生活ですが、カフェインの摂取量には、気をつけようと思います。