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生理で休む?休暇が取りづらい!会社や上司に上手に伝える方法とは?

女性の皆さん、「生理休暇」を取得していますか?

制度を知っていても取得したことがない方や、実際に利用ている人を知らないという方も多いのではないでしょうか。

「ウチの会社にはそんな制度あるのかな?」と思っている方も多いかも知れません。

今回は、生理休暇についてや生理休暇を取得する際に会社や上司に上手に伝える方法についても考察してみました。

生理休暇とは

生理休暇とは「生理日の就業が著しく困難な女性に対し、本人が取得を希望した場合、会社はそれを認め生理日に就業させないこと」と労働基準法第68条で定められた制度です。

したがって、万一生理休暇を認めない企業があるとすれば処罰の対象となります。

しかし、生理中の女性なら無条件で取得できる休暇ではなく、あくまでも生理を起因とした症状により仕事に従事できない場合にのみ該当します。

虚偽の申告によって不当な休暇取得が発覚した労働者は、処罰されます。

また、この制度は働く女性全てに与えられた権利であり、正社員・パート・アルバイトなどどんな立場の労働者でも利用できる制度です。

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生理休暇は取りづらい?

生理休暇

生理と言えない?!

厚生労働省の調べによると生理休暇取得率は年々減少傾向にあり、1965年には26.2%だった割合が1985年には9.2%、2004年には1.6%となり、2014年度にはついに0.9%という結果が出ています。

取得率の減少の一因には、生理用品の改良薬の普及などによる症状の軽減が考えられます。

また、昔は工場などで重労働を課される「女工」と呼ばれる職種に従事する女性も多かったため、今以上に生理時の就業が困難な場合が、多かったからだとも考えられます。

しかし、生理休暇を取らない理由についてのアンケートでは休むと職場に迷惑をかけるため言い出せない」が最も多く制度を利用したくても出来ない、取りづらい現状がありそうです。

また、直属の上司や同僚が男性である場合は「生理」というデリケートな状態を伝えるのは、なかなか勇気がいるものです。

逆に女性が上司の場合、話しやすい反面「生理ぐらいで仕事を休むの?」と咎められそう…など、同性だからこそ言いにくいと考えている方も多いようです。

生理の辛さは個人差が激しいだけに、なかなか伝え方も難しいところですね。

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生理休暇取得についての世間の声

生理休暇を取得することについて、世間ではどんな声があるのでしょうか?

ネット上の声をみても、生理休暇はあるけれど使えないという方が多いようですね。「生理休暇」というネーミングも悪いのでしょうか?

ただ、せっかくある制度ですから、本当に辛い時は堂々と使えるようになりたいですね!

会社や上司に上手に伝える方法とは?

生理休暇

生理休暇は、無理をおして働くことによって女性が体を害さないために作られた制度ですので、症状がひどい場合には遠慮なく取得するべきものです。

では、生理休暇を取得する場面で、会社や上司にどのように伝えたらよいのでしょうか?

その際には、以下の点を心掛けるとより理解を得やすくなります。

正直に伝える

生理だと言いたくないという理由で、体調不良や急用など別の理由をつけて有給休暇を取得している女性も多いようですが、これはオススメできません。

1回きりの休みならともかく、生理は基本毎月やってくるもの。

しかも、始まってみないとその症状が仕事を休むほど酷いものかどうか判断がつかないため、急に休むことが多くなってしまいます。

年に何度もいきなり休みをとるような人に対して、上司や同僚はどんな評価をくだすでしょうか。

生理は恥ずかしい現象ではありません。

しっかりと事情を伝え、自分の体の状態について理解を得られる努力をすることも必要です。

事前に話し合っておく

上司との面談制度がある会社や個別に相談しやすい職場環境の場合は事前に生理休暇について話し合っておきましょう。

生理中の症状が重いため休暇を申請する可能性があるということ、それが毎月なのか年に数回なのか、通常何日くらいで回復できるかなど予測できる範囲であらかじめ伝えておくことで会社側の理解と準備が期待できます。

事前に話を通しておくことで、いざ休む事になった時に心の負担も軽減されますよね!

ただ、毎月のように起き上がれないほどの症状が出る人は、きちんと病院で受診することで「月経困難症」と診断されることがあります。

そんな時は、医師の診断書を添えると上司に相談する際にも話がスムーズに進みます。

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謝意や感謝を伝える

生理休暇は、有給休暇や産前産後休暇など他の制度同様、労働者に与えられた正当な権利として堂々と取得できる制度です。

とはいえ、人間関係で成り立っている職場においては思いやりの気持ち周囲への配慮も不可欠です。

生理休暇申請の際や出勤できるようになった後には、仕事をフォローして貰うことへの謝意や感謝の気持ちを伝えましょう。

また、急な欠勤の際にも円滑に引き継ぎをお願いできるよう、普段から誰にでもわかるように担当業務をまとめておくことも大切です。

まとめ

いかがでしたか?

まだまだ浸透していない生理休暇ですが、生理痛をこらえて生産性のない仕事を無理やりこなすことは自分にとっても会社にとっても望ましいことではありません。

少し前までは寿退社が当たり前だった世の中から、産前産後休暇や育児休暇などがこれほど普及するまでに至ったのは、働く女性の先輩たちが道を開いてくれたおかげでもあります。

生理休暇も抵抗なく取得できる社会になるよう、現役世代のわたしたちが意識を変えていく必要があるのではないでしょうか。