「スメハラ」という言葉が市民権を得た昨今、職場の人や公共の場でパートナーが嫌がられていたら悲しいですよね。
加齢臭については、男性は女性よりも鈍感で、自分ではなかなか気が付かない方も多いと言われています。
朝起きたらパートナーの枕がなんだか臭い…と思うことありませんか?
今回はちょっとした工夫で加齢臭を激減させる方法をご紹介していきます!
加齢臭とは
加齢臭とは一般的な体臭とは違い、加齢によって引き起こされる臭いのことを指します。
中高年独特の臭いで、枯草やブルーチーズ、古本などの臭いに例えられたりします。
男性のみの問題と思われがちですが、女性にも加齢臭はあります。
ただ、男性の方が皮脂腺の活動が活発なことや男性ホルモンの影響でニオイがきつくなるのは確かです。
また、女性の多くは毎日着替える習慣があるのに比べ、男性は同じスーツや作業服を着続けることも加齢臭を感じさせてしまう一因でもあります。
マンダムが2014年に行った調査では、同僚にどうにかして欲しいことの1位に「体臭」が60.4%、2位が「口臭」57.8%だったそうです。
一定の年齢になると加齢臭は生じるものですが、予防したり適切なケアをすることは重要ですね!
また、大きな原因のひとつにストレスや過度の飲酒により加齢臭が引き起こされることもあるので、年齢に関係なく気をつけたいところです。
加齢臭は何歳から?
男性の場合は40~50代にニオイのピークを迎え、女性だと閉経の影響で女性ホルモンの分泌が激減する50歳前後が要注意だと言われています。
皮脂腺は老若男女を問わずあるのに一定の年代だけが匂ってしまうのには大きく2つの理由があります。
それは、
- ノネナールという老化物質
- 汗の元となる血液の質
加齢臭の発生源は、皮脂腺から出るノネナールという老化物質です。
これは、中高年になると活性酸素が増えて皮脂が酸化することで若い頃にはなかったニオイの原因につながります。
本来ノネナール自体はそれほど不快なニオイではないのですが、汗に含まれるアンモニアや細菌が混ざることで悪臭へと変化していきます。
ふたつめの理由として、汗の元となる血液の質が変わる点です。
血液から赤血球を取り除いた液体から汗が作られます。
ところが、老廃物や毒素などをろ過する機能である汗腺が、加齢とともに上手く働かなくなってきます。
すると若い頃と違い、毒素の残留した濃い汗が出るので、同じ量の発汗でもニオイが全く異なり加齢臭のような独特の臭いになるんです。
加齢臭はどこから匂う?
加齢臭は特にどこから匂うのでしょうか?
やはり汗をかきやすく皮脂腺も多い
- ワキ
- 頭皮
- 首の後ろ
などがより強いニオイを放つ場所になります。
これを防ぐにはまずは清潔を保つこと。
加齢臭専用のボディソープやシャンプーなどを取り入れ毎日しっかりと洗浄しましょう。
また、汗をかいたらすぐにデオドラントシートでふき取ることや頭皮用のスプレーでケアすることも重要です。
汗はすぐに匂うわけではなく時間の経過とともに悪臭へと変化していくため、こまめにふき取るだけでもかなりの効果があります。
加齢臭対策の食べ物
食事に少し気を配ることで加齢臭の原因を体内から抑え込むことができます。
体臭を引き起こす食べ物
体臭が増す食べ物をみていきましょう。
- 肉類
- チーズ・牛乳など
- にんにく
- 辛いもの
- アルコール
基本、発汗を促す食べ物は体臭につながると認識しておきましょう。
にんにくは、口臭になると同時にニオイ成分が血中に取り込まれることで体臭も強くします。
肉やチーズ・牛乳などはたんぱく質を大腸で腐敗させニオイ成分を大量に生成します。
これは腸内環境の悪化にもつながり加齢臭発生を後押ししてしまいます。
また過度の飲酒も要注意。
アルコールによって体内で分解されたアセトアルデヒドも最終的には汗腺に送り出され悪臭を放ちます。
体臭を抑制する食べ物
体臭を抑える食べ物もあります。
- 抗酸化食品
- アルカリ性食品
- 腸内環境を整える食品
緑黄色野菜や緑茶などビタミンC、ビタミンE、ベータカロテン、カテキン、ポリフェノールが多く含まれる食品はたんぱく質や脂質の酸化を防ぐので積極的に取り入れましょう。
ニオイの原因のひとつである乳酸をおさえるには梅干しや海藻類、酢の物などアルカリ性食品がかなり有効です。
腸内環境が整うと悪臭につながる成分が発生しにくくなるとともにニオイ物質が体外に排出されます。
加齢臭や体臭が気ななる方は、メカブやわかめ、豆やゴボウなど水溶性、不溶性食物繊維が豊富なメニューをバランス良く摂りたいものです。
加齢臭対策おすすめ洗剤
体を清潔にすることや食生活を改善することでかなりの効果が期待できる加齢臭対策です。
が、忘れてはいけないのがすでに染みついてしまった衣類や寝具などへのニオイです。
線維の奥に定着してしまったニオイは普通に洗濯しているだけでは除去しきれず、どんどん蓄積する一方。
その残り香は洗剤や柔軟剤の香りと混ざって更に強烈なニオイへと悪化していきます。
加齢臭対策のおすすめ洗剤/魔女っ粉
洗濯をしたのに、衣類がまだ臭い…そんな経験ありませんか?
そこでおすすめなのが加齢臭対策に特化した洗剤『魔女っ粉』(まじょっこ)です。
劇的な消臭力を持つ「柿渋エキス」をメインに天然酵素や食品添加物などで構成された『魔女っ粉』。
しかも
- 界面活性剤
- 漂白剤
- 蛍光剤
が入っていません!
石油や化学合成物から成る一般的な洗剤と比較すると格段に安心・安全な商品と言えます。
いま使っている洗剤や柔軟剤の香りが気に入っているから変えたくない、という場合には『魔女っ粉』を付属スプーン1杯加えるだけでもかなりの効果が期待できます。
公式サイトからだと初回限定価格1,790円(税込み、送料無料)でお試しできます。
また、あらかじめ『魔女っ粉』でひと晩つけ置きした後に普通の洗濯をしたり、ニオイ気になる場所のみの部分洗いに利用する方法もあります。
小さなお子さんがいる家庭でも使えるのもいいですね。
是非一度、その効果のほどを試してみてください。
加齢臭対策のおすすめ洗剤/オキシクリーン
そして掃除や洗濯とマルチに使える洗剤、オキシクリーンもおすすめです。
酸素系漂白剤で、主成分は、過炭酸ナトリウム(酸素系)、炭酸ナトリウム、洗浄補助剤です。
アメリカ製のものでなければ、界面活性剤は含まれていません。
オキシクリーンで加齢臭を落とす使い方は、つけ置きです。
- バケツなどに2リットル程のぬるま湯をいてれる。
- 大さじ1杯程度のオキシクリーンを入れてよく混ぜて溶かす。
- 衣類を入れてつけ置きする。
洗濯前に20分ほどつけ置きしておくだけで、嫌な臭いを落としてくれます。
梅雨の時期に部屋干しするときの生乾きの臭いにも効果を発揮してくれます。
お洗濯以外にも使えるマルチ洗剤なので、ひとつあると便利です。
まとめ
加齢臭は自分ではなかなか気づかず、家族であっても指摘しにくいデリケートな問題です。
石鹸やシャンプーを揃えてあげたり、食事を工夫したり、お洗濯法を変えてみたりと色々な方法で対策してみてください。
家族がお互いに気持ちよく暮らせる環境を作ってみましょう。