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健康・ダイエット

ギーの使い方や食べ方は?どんな効果があるの?活用レシピも紹介

ギーの使い方や食べ方

以前は健康やダイエットを著しく阻害するとして目の敵にされていた油ですが、最近ではその考え方が大きく変化しています。

質の良い油を取り入れることで健康を促進し、ダイエットをスムーズにより美しく成功できるといった効果が実証されているんです。

今回はいま「奇跡のオイル」と呼ばれ注目を集めている「ギー(GHEE)」についてわかりやすくご紹介していきます。

ギーとは

ギーの使い方や食べ方は?

インド発祥のオイル「ギー(GHEE)」は、古くから作られている万能オイルでアーユルヴェーダにも最高のオイルとされています。

牛・水牛・ヤギのミルクから作られたバターを加熱・ろ過したものが「ギー」です。

この工程を踏むことで一般的なバターからたんぱく質・水分・不純物が取り除かれ、高純度のオイル=ギーが出来上がります。

そのため、乳糖不耐症でバターをはじめとする乳製品が受け付けない体質の人でも純粋な油であるギーは摂取できます。

食べる以外にも

  • 寝る前にリップクリームとして塗るとつやつやで血色の良い唇に
  • 寝る前にまぶたの上に塗ると目がラクになる
  • 火傷したときに塗ると治りが早い
  • 肌の炎症したところに塗ると沈静化

などたくさんの用途があります。

また、不純物が入っていないため酸化や腐敗がしにくく、一般的には開封後でも常温保存が可能です。

ただ、夏場はかなり気温も高く湿度もありますので、私は念のため冷蔵庫で保存していますよ。


ギーの使い方や食べ方は?

アーユルヴェーダではマッサージやスキンケアオイル、外用薬としても利用されるギーですが、メインの使い方は食用でしょう。

普段使用している油やバターをギーに置き換えて摂取するのはもちろんのこと、バター同様しょう油との相性が抜群のギーを和食に用いるのもOK。

味噌汁やスープ、コーヒーに加えることで味に深みをもたらすとともに質の良い脂質を摂取できます。

MOKO
MOKO
もちろんパンに塗ったりフレンチトーストに使うと美味しい!

また、ベジタリアンの方には、このギー(GHEE)を使うことで、料理にうま味とコクが出るので便利な調味料のひととなっています。

個人的には、カレーにギーを入れるのが好みです!

夏場には夏バテ防止、寒い時期には体に活力を与えてくれるので、1年を通して使える優秀なオイルです。

ギーはどんな効果があるの?

ギーにはビタミンAやE中鎖脂肪酸短鎖脂肪酸共役リノール酸が豊富に含まれているのが特徴です。

これにより美容と健康につながる効果がたくさんあります。

  • 免疫力向上
  • アンチエイジング
  • デトックス
  • ダイエット
  • 目の不調改善
  • 不眠改善

など多くの効果が期待できるとされています。

ダイエット効果

高い脂肪燃焼効果と酵素の働きを活性化させる働きを持つ共役リノール酸を摂取することで脂肪が燃えやすい痩せ体質へと変化していきます。

また、中鎖脂肪酸はコレステロールや中性脂肪がつきにくいという特徴があり、代謝も活発にしてくれるのでダイエットを加速させます。

MOKO
MOKO
ギーのカロリーは、9cal/g。

バターが8cal/gですからカロリーは、ほぼ変わりませんが、栄養分が多いギーの方が健康的といえそうです。

ただ、ギー(GHEE)は他のオイルよりも脂肪になりにくのは確かですが、これを毎日食べたらラクに痩せた!なんてことはあり得ません…

ダイエットには他に運動や適切な食事制限が必要なことは言うまでもありませんよね!

整腸効果

短鎖脂肪酸には悪玉菌の増殖を抑制しつつ大腸のぜん動運動を活発にする働きがあるので、腸内環境が改善されます。

くわえて短鎖脂肪酸は「殺し屋」の異名を持つキラーT細胞の生成を促すことが証明されています。

これはウイルスに感染した細胞やがん細胞に取り付いて排除してくれるたのもしい細胞です。

「免疫力の6~7割は腸にある」と言われるほど、腸内環境を良好に保つことは重要であり、コロナ禍の現在は特に注視したいところですね。

美肌効果

ビタミンAおよびEには高い抗酸化作用があります。

酸化を防止することでシミやしわ、そばかす、たるみといった老化現象が抑えられます。

MOKO
MOKO
アンチエイジング効果もバッチリですね

ギーを食べることと直接肌に塗ることの両面からケアすると、更に高い美肌効果を期待できます。

何千年も前から万能オイルとしてアーユルヴェーダ。

ギーにはほかにも解熱、目の不調改善、血行促進、アレルギー改善、疲労回復など様々な効能があるとされています。


ギーの活用レシピ3選

ギー食べ方 使い方

日常の食事に手軽にギーを取り入れて美活や腸活に役立てましょう。

飲み物に入れる/バターコーヒー

グラスフェッドバターを浮かべて飲むことで大流行したバターコーヒーのようにギーを加えたコーヒーを飲むのはおすすめです。

【材料】

  • コーヒー ・・・ 250ml
  • ギー・・・5~15g(お好みで調節)
  • MCTオイル・・・大さじ1

作り方はとっても簡単!

ブレンダー又はシェイカーに温かいコーヒー、ギー、MCTオイルを入れて混ぜたら出来上がりです。

オイルを乳化させることで腸からの吸収が良くなりますし、美味しいバターコーヒーになります!

ブレダーやシェイカーがない場合は、泡だて器で混ぜてオイルを乳化させてみてください。

私は朝ごはんを食べない派ですが、ギーとMCTオイルを入れたコーヒーを飲んだ日は、腹持ちがとても良いんです。

MOKO
MOKO
このバターコーヒーは置き換えダイエットにも最適!

温かい飲み物だけでなく自作のスムージーや野菜ジュースにギーをプラスするとヘルシー度がアップします。

炒め物/じゃがいも炒め

あと1品という時の簡単なジャガイモの炒め物をご紹介。

【材料】

  • ジャガイモ・・・2個
  • マッシュルーム・・・適量
  • ギー・・・10g
  • 塩コショウ・・・少々

【作り方】

  1. マッシュルームはスライスして、じゃがいもは適当な大きさに切りゆでる
  2. 熱したフライパンにギーを入れ、ジャガイモとマッシュルームを入れて炒める
  3. 塩コショウで味付けする

ギーは揚げ物にも使えます。

発煙点を見るとエクストラバージンオリーブオイルが160度、グラスフェッドバターやオリーブオイルが180度。

ですがギーは250度とかなりの高温なため、火を加える調理でも酸化しにくいという利点もあります。

季節の野菜やキノコ類をギーで炒めたり、てんぷらにしたり、フライで味わったりと、健康と美容をサポートできます。

しょう油とあわせる/炊き込みご飯

コーンの炊き込みご飯のレシピを紹介します。

【材料】

  • 米・・・・2合
  • ホールコーン缶詰・・・150g
  • 水・・・2合より少なめ
  • ギー・・・20g
  • しょうゆ・・・大さじ1
  • 白だし・・・大さじ1弱
  • 塩・・・小さじ1弱

【作り方】

  1. 米は洗ってザルに上げておく
  2. コーンは水気を切っておく
  3. 炊飯器にコーン以外の材料を入れる
  4. 最後にコーンを入れて炊飯
  5. 仕上げに小口ネギを散らす

しょうゆや白だしなどはお好みで調節してみてください。

また、意外にもたまごかけご飯にギーを加えると絶妙の美味しさが生まれます。

ギーとしょう油であえたパスタ料理も絶品ですよ。

まとめ

日本ではまだ馴染みの少ないギーですが、コロナ禍においての健康ブームにより注目されています。

バターの代替え品として冷蔵庫にひとつ備えておいてみてください。

手軽にギーを取り入れて健康や美容に大いに役立ててくださいね!