ダイエット中の人や太りたくないと思っているみなさんに朗報です!
「おやつを食べたほうが太りにくくなる」ってご存知でしたか?
今回は太らないおやつの食べ方や、チョコレートが持つ美容と健康への知られざる効果を詳しくご紹介していきます。
太らないおやつの食べ方!
食事内容もさることながら、不規則な食生活が原因で痩せにくくなっていたり太ってしまう人って案外多いんです。
ほんの少し生活環境を見直すことで肥満を防ぐことは可能です。
そのひとつの方法が「太らないおやつの食べ方」。
おやつを食べるタイミング
1日3食をきちんと6時間置きに食べられる人は少ないですよね。
特に現役世代はどうしても夕食の時間が遅くなりがちです。
昼食を12時頃にとっても晩ごはんを食べるのは20時や21時という人も多いでしょう。
そんなライフスタイルの場合にはおやつを食べるほうが太りにくくなるんです。
食事の間隔が空くほど、危機を感じた体はエネルギーにしやすい糖質を求めます。
人間の自然なサイクルとして夜は体内がリラックスモードに自然と切り替わっています。
エネルギーを備蓄する体制になっている夜間に食事をとると、体が欲している糖を普段以上にため込んだ上、寝てしまえばほとんど消費されることもないために太ってしまうのが当たり前なんです。
そこで、昼食から4時間後、夕食の4時間前くらいを見計らって200kcal程度のおやつを食べておくと体に飢餓状態を招くことなく、ドカ食いの抑制にもなります。
おやつはどんな種類ものがいいの?
ただし、カロリーを抑えるだけでなく用いるおやつの種類にも注意しましょう。
食物繊維やビタミンの豊富なアーモンドやクルミなどのナッツ類や腹持ちや栄養バランスに優れたヨーグルト・チーズ・卵、血糖値の上昇を抑え中性脂肪になりにくい果糖を含む果物などを昼食と夕食の間に補給すると太りすぎ防止につながります。
なかでも美容と健康に効果を発揮する成分を数多く含んだチョコレートは最もおすすめの食品です。
よくチョコレートを食べると「幸せな気分になる」と聞きますが、これはカカオに含まれるカフェインの一種テオブロミンの効果です。
このテオブロミンには、神経を鎮静する効果や精神をリラックスさせ、ストレスを軽減する効果があることが分かっています。
そんなチョコレートは、ちょっとホッとしたい休憩時間などにおすすめのおやつなのではないでしょうか。
チョコレートのカロリーや栄養は?
チョコレートと聞くと、ダイエッターが一番に排除しようとする「甘いもの」の筆頭格でNG食品と思っている人も多いようですが、それは誤解です。
チョコレートのカロリー
チョコレートにはカカオの含有量や砂糖・ミルクなどの割合によっていくつかの種類があります。
各社の公式サイトの情報をまとめてみると、チョコレートの種類やメーカーが違ってもカロリーは大差ないことがわかります。
しかし、そこに含まれるポリフェノールや食物繊維など体に有益な成分の量には雲泥の差がありますので要注意です。
カカオに含まれる主な栄養分
チョコレートは、カカオノキ、ココアノキとも呼ばれる常緑樹の実の種子を醗酵・焙煎したカカオマスを原料に作られます。
カカオの主な栄養分は
- カカオポリフェノール
- 食物繊維
- ビタミン
- ミネラル類
- タンパク質
- 炭水化物
- アミノ酸
- テオブロミン
- ブドウ糖
- 脂質
- 糖分
カカオから作られるチョコレートはとても健康に良い食べ物でもあることがわかりますね!
チョコレートの美容と健康効果
美容や健康を意識したり、ダイエット中の場合は、カカオ成分70%以上の高カカオチョコレートを選ぶと様々な効果が期待できます。
カカオには抗酸化作用を持つポリフェノールが多く含まれており、美容効果が期待されています。
古代では、チョコレートはごく限られた人しか飲めない飲み物としてとても高価なものだったそうです。
メキシコのアステカの王様はチョコレートを飲んでいたそうで、この人たちは長生きをしたといわれており、チョコレートには老化を止める効果があると考えれれているそうです!
ビターチョコレートとは、カカオの含有量が40%~70%のもの。
それ以上のものが高カカオチョコレートです。
その他にも高カカオチョコレートには嬉しい効果がたくさんあります!
便秘
意外かもしれませんがチョコレートには食物繊維が豊富です。
高カカオチョコ60gで食物繊維10gが摂取でき、腸内環境が整うことで排便がスムーズになります。
冷え性
カカオに含まれるテオブロミンという成分は末梢血管を拡張し血流をよくする働きがあるので、冷え性の改善に効果的です。
ただし、利尿作用や興奮作用もあるため寝る前の食べすぎには注意してください。
口臭
カカオに含まれるポリフェノールは抗菌効果が高く、口臭の原因のひとつであるフゾバクテリウムを減らしてお口のイヤな臭いを防ぎます。
傷の治癒
カカオにはミネラル成分が豊富です。
先にご紹介したテオブロミンの血管拡張作用やポリフェノールの抗菌作用と亜鉛などのミネラルがあいまって体内の細胞分裂を促進するので傷の治りが早くなります。
虫歯
虫歯予防とチョコレートは対局にあるように思われますが実は逆です。
カカオの成分は虫歯菌の増殖を抑制すると同時に、菌が歯に付着しにくくする成分も持ち合わせています。
ポリフェノールの抗菌作用も虫歯予防に効力を発揮します。
ただ、食べ方には注意点もあるので覚えておいてください。
美容と健康、そしてダイエットなどを意識してチョコレートを食べる場合は高カカオチョコレートを選び、1日50~60gを目安にしてください。
いっぺんに食べてしまわず、数回に分けることで効果が上がります。
ココアやチョコレートドリンクに置き換えてもOKですが、その場合も糖分や脂肪の添加されていないカカオ含有量の多いものを選ぶことが大切です。
まとめ
いかがでしたか?
メーカーによっては「ビターチョコ」や「ダークチョコ」という名前がついていても、カカオの含有量が低かったり、カカオバターではなく植物油脂や無塩バターを使用しているものもあります。
表示されている成分表を必ずチェックして質の良い高カカオチョコレートを選んでくださいね!
上手にチョコを食べながら、ストレス知らずの美容法をぜひ一度試してみてください。