いよいよ本格的な花粉シーズンがやってきましたが、花粉症対策はされていますか?
「花粉症がひどいけど、薬を飲むと眠くなってしまう…」「妊娠中なので花粉症の薬が飲めない」「一時的に緩和するのではなく、身体の内側から治していきたい」
そんな方への花粉対策には、じゃばらがオススメ。
最近では花粉症対策に効果があることで注目され、じゃばらの名前を聞いたことのある方も多いかも知れません。
この記事では、そんなじゃばらの持つ効果や成分、そして食べ方など摂取の方法について、詳しく調べていきたいと思います。
じゃばらとは
そもそも、じゃばらとは一体何なのでしょうか。
じゃばらとは「邪を払う」という意味がある、和歌山県北山村でしか採取することのできない果物のことです。
とても縁起の良い名前がつけられていますが、味はまさに「邪を払うほどの酸っぱさ」なのだとか。
じゃばらは柑橘系の果物で、柚子と紀州みかん、九年母(くねんぼ。柑橘類の一種)という果物が自然交配されたもの。
5月頃に開花し、12月から2月頃にだけ出荷されるという幻の果物であると言われています。
その歴史は江戸時代にまで遡るそうです。
そんな折、島根県に住むある女性が「花粉症に効く」という理由で、じゃばらを大量に注文していることがわかり花粉症対策のためのじゃばら栽培がどんどん広まっていったといいます。
ちなみに、じゃばらの栽培や販売や加工などはすべて、北山村内で担っているそうで、まさに秘伝の果物であるということがわかります。
現在は少しずつ、他府県でもじゃばらの栽培を試みる農家が増えてきているそうです。
じゃばらは花粉症に効果あり?
じゃばらが花粉症に効果があるということですが、具体的にはどのように効くのでしょうか。
じゃばらはI型アレルギーに効果?!
実は、じゃばらは花粉症によるアレルギーだけではなく、I型アレルギーすべてに対し効果があるということがわかっています。
このことにより、アレルギー性皮膚炎や、アレルギー性気管支炎、アレルギー性鼻炎などが引き起こされます。
もちろん、花粉症はI型アレルギーに分類されますので、じゃばらを摂取することで花粉症の緩和効果が期待できることがわかります。
じゃばらはアトピーにも効果的?!
じゃばらには、アレルギーの症状を抑える作用があると言われています。
先ほど、I型アレルギーに効果的であると述べましたが、実はアトピー性皮膚炎にも効果があるのです。
アトピー性皮膚炎は、アレルギーが原因で皮膚が炎症し、そこからかゆみが増すことで再び皮膚をかきむしってしまい、ひどいときには肌がただれたようになってしまうという症状です。
子供に多い皮膚病と言われていましたが、近年では空気の汚染や、ダニ・カビの発生などにより、大人の発症率も高くなっています。
じゃばらには、そんな皮膚の炎症を抑えるはたらきがあり、アトピー性皮膚炎の症状を緩和してくれると言われています。
じゃばらの効果の口コミ調査
ここからは、実際にじゃばらを摂取してみた皆さんの口コミをご紹介したいと思います。
喉のイガイガは花粉症かも!!
— 過保護な子豚 (@syo_taro_) February 27, 2020
今年はじゃばら飲んでるから鼻水も涙も出んし目も痒くない
今年はじゃばら飲んでるから、鼻水も涙も出んし目も痒くない
花粉症がひどいので、和歌山のじゃばらにお世話になっています🥺✨
— 釜本莉奈(舞夢プロ/アナウンサー) (@kamamoto_rina) March 1, 2020
炭酸水で割って飲むのがオススメ!
この時期はのど飴もじゃばら😂 pic.twitter.com/BaPotJyc6j
花粉症がひどいので、和歌山のじゃばらにお世話になっています。炭酸水で割って飲むのがオススメ!この時期はのど飴もじゃばら
花粉症なんだけど朝から屋外待機してるのに今日はおめめかゆくない(´ω`)ありがとうらじゃばら飴😊
— コロネ🏀&Over🌈✨ (@summergt09) February 24, 2020
花粉症なんだけど朝から野外待機してるのに今日はおめめ痒くない。ありがとうじゃばら飴
そういえば花粉症の季節ですけど、みなさん大丈夫ですか?
— スプリン (@LiLgl4z5pxo8qMT) February 26, 2020
ぼくは「じゃばら」で対策してます。薬じゃなくて食品なので安心!
むしろ薬より効くし、安いのでおすすめです! pic.twitter.com/lugI9TPKLA
僕は「じゃばら」で対策してます。薬じゃなくて食品なので安心!むしろ薬より効くし、安いのでおすすめです!
口コミを調べてみたところ、多くの方が、じゃばらを摂取することで、花粉症の緩和効果を感じていることがわかりました。
また、じゃばらは食品ですので、市販の薬や病院の薬を飲むのではなく、身体の内側から花粉症を治していきたいなと思う方にはぴったりかもしれませんね。
個人差はあると思いますが、じゃばらを摂取し始めると比較的早く効果が出てくるようです。
じゃばらの成分や副作用は?
花粉症に効果的なことは分かりましたが、じゃばらには一体どんな成分が含まれているのでしょうか?
また、じゃばらを摂取することで、何か副作用があるのかも心配になりますよね。
じゃばらに多く含まれる成分/ナリルチン
じゃばらには“ナリルチン”という成分が多く含まれています。
“ナリルチン”は、柑橘系の果実に含まれる成分で、果汁や果皮を食べた際に感じる苦味のことです。
じゃばら以外にも、グレープフルーツやみかん、柚子などにも含まれています。
柑橘系の果物の中でも、特にじゃばらには“ナリルチン”が多く含まれており、この“ナリルチン”が、花粉症やアトピー性皮膚炎などのアレルギー症状の抑制効果がある、と研究で明らかになっているのです。
じゃばらを摂取する際の副作用は?
柑橘系の果物には、“リモネン”という物質が含まれています。
この物質は、柑橘系の皮の部分に含まれている物質で、この“リモネン”は、軟膏や洗剤、香料など様々な用途に使用されています。
実は、じゃばらの皮に多く含まれている“リモネン”は、酸化することによって、逆にアレルギーを誘発してしまう物質に変容するという面を持っているのです。
品質の研究が進み、“リモネン”を取り除いたじゃばらの加工食品がほとんどですが、中には粗悪な商品もあるかもしれませんので、じゃばらを使った商品選びは慎重に行う方がよさそうです。
不安な方は、一度医師の診断を受け、じゃばらを食べてもいいのかを確認するようにしましょう。
じゃばらの食べ方や飲み方
花粉症に効果的なじゃばらですが、その食べ方や飲み方にはどのようなものがあるのでしょうか。
実は、じゃばらは非常に酸味の強い果実なので、そのまま食べるのにはあまり向いていません。
料理の調味料として活用
じゃばらは柑橘系の中でも、香りや味が柚子に似ていると言われています。
このため、調味料として使用するのがよいでしょう。
<レシピ例>
- じゃばらを絞り、焼き魚にかけて食べる
- お酢の代わりに使用し、酢の物を作る
- 茶碗蒸しやお吸い物などの隠し味に使う
など、独特の風味で料理のアクセントに使用することで、手軽に摂取することができます。
果汁を割ってジュースとして飲む
じゃばらは酸味が強いため、他の飲み物で果汁を割って飲むのがおすすめです。
<レシピ例>
- 水100~150ccに対し、小さじ一杯ぶんのじゃばら果汁を混ぜるのがおすすめです。
特に、水やお湯、炭酸で割ると成分を損なわず、美味しく飲むことができるでしょう。
じゃばら茶を購入して飲む
じゃばらをブレンドしたお茶を購入して毎日飲むのもオススメの方法です。
現在、じゃばらとルイボスティーをブレンドしたお茶が多く販売されています。
ルイボスティーにはむくみをとったり、冷えを緩和したりする効能がありますので、花粉症対策とあわせて、冷えやむくみが気になる方にはおすすめの方法です。
サプリなどを飲む
じゃばらを購入しても調理をする時間のない方や、柑橘系の味が苦手だという方には、じゃばらの成分を使用したサプリがおすすめです。
じゃばらのサプリには即効性があるものが多く、個人差はありますが、1日の始まりに飲んでも、その日に効果が表われる可能性が高いと言われます。
また市販の薬とは違い、眠くなる成分が入っていないので、お仕事中や勉強中にも安心して飲むことができます。
また、妊娠中、授乳中の方にも有害な成分が入っていないので、サプリを飲むことで花粉症を緩和することができます。
※妊娠中や授乳中の方は、サプリを服用する前に必ず医師にかかり、相談してから服用してくださいね。
また、じゃばら果汁を使用したのど飴も販売されています。
こちらは、「舐めている間花粉症の症状が和らぐ」と評判になっており、かなり手軽に花粉症対策ができることでオススメです。
のど飴でしたら、カバンにしのばせてすぐに取り出すことができるので、仕事の合間や休み時間にも気軽に摂取できそうですね。
まとめ
この記事では、じゃばらの成分についての説明や、花粉症抑制への効能などについて調べてみました。
- 花粉症対策はしたいけれど、薬を飲むのは心配
- なるべく早く効果を感じたい
- おいしいものを食べたり飲んだりしながら、花粉症を緩和したい
- 皮膚が痒くなって困る
このような方には、まさにじゃばらは、ぴったりの対処法だと思います。
花粉症で身体がだるかったり、集中力が切れて疲れやすくなっている今の時期、じゃばらの力を借りて症状を緩和してみてはいかがでしょうか。