アサイーやゴジベリー、ビーツ、アセロラといったメジャーなスーパーフルーツの中に割って入った「カムカム」という果物をご存じでしょうか?
今回は、奇跡のフルーツと称される「カムカム」の美容効果や取り入れ方などを詳しくご紹介します!
カムカムとは
カムカムとはアマゾン川流域の水辺に自生するフトモモ科の常緑低木。
さくらんぼに似た赤い果実をつけます。
カムカムという名前は、アマゾン川に落下した実を食べる魚の群れが発する「キャムキャム」「ヒャムヒャム」といった音が由来だと言われています。
古くから現地では健康効果があるとして食されてきたカムカム。
ですが、アマゾン川周辺の国々がその輸出を禁じていたことから他の地域に広まることがありませんでした。
近年、カムカム絶滅の危惧やコカイン栽培の禁止にともなう財源の一環として元々自生だったカムカムの木を栽培する国が増えているのだとか。
そのせいか、加工品の輸出も盛んになったことでその種子や苗木が世界に広がりました。
非常に酸っぱいうえにすぐに傷んでしまうデリケートなカムカムの実は生で食べられることはほとんどありません。
ジュースやドレッシング、ジャムやサプリメントとして用いることでカムカムの優れた栄養素を取り入れるのが一般的です。
カムカムの栄養
現在確認されている全ての野菜や果物の中でビタミンC含有量が最も多いのがカムカムだというのですから驚きです。
ほかにもミネラル・クエン酸・リンゴ酸・ポリフェノールなどが豊富なカムカムが奇跡のフルーツと呼ばれているのも納得です。
体内では生成も蓄積もできないビタミンCやポリフェノールをはじめとするカムカムに含まれる栄養素を摂取することで
- 抗酸化作用
- 美白・美肌効果
- アンチエイジング
- 免疫増強
- ストレス緩和
- 疲労回復
- コレステロール抑制
といった美容と健康に直結する様々な効果が期待できます。
カムカムとアセロラを比較
赤い実の見た目や含有する栄養素、傷みやすいといった特性、流通の度合いなどが似通っているためカムカムと比較されやすい植物がアセロラです。
ビタミンCの王様といえばどこでも安価に入手できるレモンが身近な存在ですね。
またアセロラはレモンの約34倍といわれています。
ところが、カムカムに至っては約60倍のビタミンCを保有しています。
ポリフェノールで比べてみるとアセロラは赤ワインの1.5倍、カムカムは7倍と、この点でもアセロラを圧倒しています。
味は、やはりアセロラやレモンのように酸っぱいです!
カムカムの食べ方
カムカムは加工食品として販売されているジュースやパウダーを利用して取り入れるのがベストでしょう。
カムカムの実を絞った100%果汁製品やそのパウダーを身近な飲み物や料理に加えるだけでその栄養素が補給できます。
甘味を加えて飲みやすくしてあるジュースならそのまま飲めてお子さんやご年配の方にも勧めやすいですね。
私は、カムカムパウダーが使い勝手がいいので気に入っています!
カムカムパウダーは保存しやすく持ち運びも便利です。
外出時に携行したり、職場に常備したりとカムカムを取り入れる機会が広がるのでオススメです。
カムカムレシピ
手軽で効果的なカムカムレシピをご紹介します。
カムカムドレッシング・カムカムたれ
市販品もしくは手作りのドレッシングやマヨネーズにカムカムパウダーや果汁を加えるだけでOK。
焼き肉のタレや餃子のタレにも◎
ほどよい酸味がプラスされて味が引き締まり、新たな風味が楽しめます。
また、カムカムジュースもいいですね。
市販されている多くのフルーツジュースや野菜ジュースにビタミンCはほとんど含まれていません。
炭酸水で割って飲むのも夏にはおすすめ。
カムカムパウダーや果汁をひと振りするだけでヘルシージュースに激変します。
カムカム酢の物
お酢の代わりにカムカムを使うのもおすすめ。
ほどよい酸味とフルーティな味わいの上品な酢の物が完成します。
普段の酢の物作りをアレンジしてみるのも楽しいです。
カムカムハイ
焼酎をカムカムで割ったカムカムハイ。
お酒を飲みながら栄養補給が出来るなんてうれしいですね。
カムカム1:焼酎3:水1を目安にお好みで調整してください。
まとめ
ネットでは質の良いカムカム商品がお手頃な価格で購入できます。
日頃の栄養補助や美容の一環としてカムカムを取り入れてみてはいかがでしょうか。