あなたは自分の基礎体温をご存知ですか?
基礎体温が低いことに無頓着でいると、隠れた不調がどんどん表面化してくる恐れもあります。
温活の簡単なやり方を知ることで温活習慣を身につけて寒さに負けない体をつくりましょう!
温活とは?
昔は基礎体温の平均は37℃ほどと言われていましたが、現代人はそれより0.5~1℃低い人が増えています
健康を維持するために基礎体温を適正な体温まで上げる活動のことを「温活」といいます。
目安としては36℃後半から37℃ほどを目指したいところです。
温活をすると
- 免疫力が上がる
- ダイエット効果
- 生理痛や不妊症の改善
- 不眠症の改善
など女性には嬉しい効果があります。
低体温で起こる主な症状
風邪やインフルエンザにかかりやすくなる
体温が1℃下がるだけで免疫力は30%もダウンしてしまいます。
しょっちゅう風邪をひいたりインフルエンザにかかりやすい人は基礎体温が低いことが原因なのかもしれません。
太りやすくなる
免疫力と同様、体温が1℃下がると代謝は10~20%もダウンします。
また、低体温だと内蔵を冷やすことになり皮下脂肪がたまりやすくなります。
つまり、どんどん太りやすい体になっていくということ。
逆にあなたの基礎体温を1℃上げることが出来れば、今より確実に痩せやすい体になるということです。
女性特有の不調が悪化する
基礎体温が低いとホルモンの分泌も妨げます。
特に女性ホルモンが正常に分泌されない状態が続くと生理不順や重い生理痛を招いたり、妊娠しにくくなったりと女性特有の症状に繋がっていきます。
でも意識して温活をしていけば徐々に改善されるから安心しましょう!
日々の生活をほんの少し見直すことでかなりの効果が期待できるのも温活です。
基礎体温36℃後半から37℃くらいを目指して頑張ってみましょう!
以前の記事で、夏場の温活や冷え対策についてご紹介しました。
夏の冷え対策は万全?オフィスで便利なおすすめ温活グッズ3選!
今回はこれから寒さが厳しくなる季節に特に有効な対処法を中心にご紹介していきますね。
温活での注意点
体温には表面の「皮膚温」と体の中心の「深部体温」があります。
暖房器具などで上辺だけをあたためて寒さをしのいでも、体の芯が冷えたままでは温活になりません。
また、よかれと思ってやっている行為の中には逆に体を冷やしてしまっていることもあります。
温活を妨げるNG行為
朝一番に白湯を飲む
体を温める目的で朝から白湯を飲むのが良いことだと思っている人も多いようですが実は逆です。
白湯は一時的には体を温めるものの、寒い冬には体内で冷めるのも早くむくみの原因になってしまいます。
パウダーのシナモンやショウガを白湯に加えて飲むと温かさが持続し、温活効果抜群の飲み物に早変わりします。
厚手のトップスを着込む
厚くて重い衣類は一見暖かそうですが、熱を保つには「空気の層」が最も大切です。
分厚いトップスはその空気の層をつぶしてしまい保温を妨げます。
そのうえ温まりすぎて汗をかいても体温調整がままなりません。
一番有効なのは薄手の衣類を重ね着する方法。
幾重にも温かい空気の層が出来て体を温めてくれることは勿論、脱ぎ着することで常に体温調節がしやすいこともメリットです。
電気毛布で寝る
皮膚温だけを温める電気毛布は長時間使用すると温活どころか水分を奪い、血液の循環が悪くなってしまいます。
体をじんわりあたためてくれる湯たんぽが冬の夜にはおすすめです。
どうしても電気毛布なしでは寝付けない場合はタイマーをセットして短時間の利用を心掛けましょう。
靴下をはいて寝る
足先が冷たいからと靴下を履いて寝ると血管がしめつけられ逆に冷えを増幅させます。
また、体温調節に欠かせない足裏をふさいでしまうと放熱できなくなってしまいます。
足の冷えにはゆったりとしたレッグウォーマーで足首を中心に温めると効果的です。
間違った温活は逆効果です。
温活に有効なOK行為
逆に温活に効果的な方法を3つのアプローチからご紹介します。
温める
お腹を温めることで体全体の体温が上がります。
また「3つの首」と呼ばれる首・手首・足首は血液を運ぶ動脈が体の表面に出ているので、この部分を温めることは非常に効果的です。
同時に、襟元・袖口・足元は冷気が侵入しやすい部分でもあるので防寒具などでケアしてあげることもお忘れなく。
鍛える
体温の約4割を生み出すのは筋肉です。
筋肉を増やすことは基礎体温アップにおいて効率の良い方法です。
とくに大きな筋肉を鍛えることでより早く筋肉量を増やせます。
以前ご紹介した「スクワット」は下半身全体を鍛える理想的な運動といえますので是非取り入れてみてください。
スクワットの効果が意外と凄い! お腹や脚痩せも!期間や回数は?
ほぐす
「よもぎ蒸し」や「岩盤浴」、「リンパドレナージュ」などは、手法は違えど血行を促進し体をあたためてくれるおすすめの方法です。
イライラが続くと血流は著しく悪くなります。
体のメンテナンスばかりしていても心が硬くなったままでは効果が出にくくなってしまいます。
ストレスが多いと自覚している人は施設を利用してリラックスすることで、心と体両方の巡りを良くしてあげましょう。
温活おすすめグッズ3選!
温活は特別なことをするのではなく毎日の生活のなかでの工夫や習慣としてしまえば、だれにでも出来ます。
着る岩盤浴 BSファイン レッグウォーマー
岩盤浴で人気の天然鉱石ブラックシリカを繊維の中に練りこんだ新・機能素材の商品です。
温かい場所やブーツを履いても蒸れないのが嬉しいです。
レッグウォーマーとしてはもちろん寝るときに着用するとポカポカ気持ちいいので、冬場だけでなく、冷房の効いた夏でも重宝するオールシーズンアイテムです。
「シルク腹巻」薄手タイプ
静電気が起こりにくい絹の特性を活かし、乾燥した冬にも快適な着心地を味わえます。
また吸収性や保湿性も併せ持ち、冬は暖かく夏は涼しく着用できるというメリットもあります。
薄手なのでアウターに響かず、豊かなカラーバリエーションはお洒落な人たちに人気です。
フリース湯たんぽ「ファシー+ダンケ」
ファシー社製のボトルとダンケのフリースカバーがコラボしたセンス抜群の湯たんぽ。
金属やプラスチックの湯たんぽと違い、体に柔らかくフィットするゴム製です。
寝るときにはもちろん、お部屋やオフィスでもお腹まわりや脚元を温めてくれますよ。
Yahooショッピングでは、毛玉になりにくいフリース生地を使用したカバー2枚付きで販売されています。
Amazonや楽天でもフリース湯たんぽの種類が豊富!
カラフルで可愛く、使い勝手のいい湯たんぽです。
まとめ
いかがでしたか?
温活は冷えやすい女性にとって特に重要です。
少しだけ気を配ることや工夫することで結果が大きく違ってきます。
是非あなたもちょっとだけ丁寧にご自分の体をメンテナンスしてあげてくださいね。