夏の方が冬より体が冷えやすいってご存知でしたか?
気温や暑さにばかり気を取られているうちに、体はどんどん冷えているかもしれません。
体の冷えは万病の元ともいわれています。
体温を適正に保ち健康な体をつくることを重視した「温活女子」も急増中!
今回は、オフィスで快適で楽しい夏を過ごすための温活についてご紹介します。
あなたの夏の冷え対策は万全?
夏のオフィスは寒すぎる!
毎年夏になると繰り広げられるオフィス内でのクーラー設定温度戦争!
男性の多くは冷房を効かせたがるし、女性はそれを阻止しようとするし…。
多くの人が同じ空間で働いている限り、なにごとも自分の思い通りにするのは難しいこと。
職場の環境によっては、調節が出来ないところもありますよね。
こと冷房については、ワイシャツを脱ぐわけにもいかない男性側の主張を飲まざるを得ない女性たちが寒さを我慢していることが多いようです。
女性にとってオフィスでの冷え対策は、冬だけのことではありませんよね!
冷えは体に影響する
これらを放置しておくとしだいに様々な身体の不調を感じることがあります。
冷えが原因の主な不調
- 内臓の冷えによる症状
- 胃もたれ
- 消化不良
- 便秘、下痢
冷えにより血流が悪くなり、正常な機能が働きにくくなります。
また、冷たい食べ物によって内臓が冷えると元の温度に戻そうと体内では莫大なエネルギーを使うため、その繰り返しが夏バテ症状の原因にもなります。
- 室内外の温度差による症状
- 体のダルさ、疲れ
温度差の違う環境に何度も出入りすることで、体温調節の機能が狂い自律神経が乱れてくることで元気が出なくなってきます。
- 女性ホルモンのバランスにかかわる症状
- 生理不順
- 肌荒れ、むくみ
- 不妊
子宮の冷えはホルモンバランスをくずし、女性特有の不調を発症しやすくします。
夏の冷えの対策と改善方法
冷えを甘くみていると重篤な症状を招きかねません。
特に自律神経やホルモンバランスの乱れは、秋から冬へと季節が変わっても改善されない場合もあるので要注意です。
そんな怖い夏の冷えも、日頃のちょっとした工夫で防止・改善が可能ですのでポイントを抑えて心掛けてみてください。
服装
まずは服装を調節して保温を心掛けましょう。
カーディガンやひざかけを持ち歩くことで、映画館やカフェでもすぐに温活できます。
肩こりでお悩みの方は肘を冷やすと悪化しやすいので、室内では七分袖や長袖の常用をおすすめします。
また「頭寒足熱」という言葉もあるように、下半身中心にあたためることも冷え対策には重要ですので、腹巻やレッグウォーマーなども活用しましょう。
食べ物
まずは冷たいメニューを避けること。
その上で目安にしてほしいのは「旬と逆の食品を選ぶ」ことです。
夏が旬であるきゅうりやトマト、スイカやメロンは体を冷やす食べ物です。
逆に冬が旬のしょうが、にんにく、栗やなつめなどは体内を温めてくれます。
これは空調設備のなかった時代には大変理にかなった自然の神秘なのですが、現代においては逆効果を招いてしまうんですね。
他にも、科学的に合成された白砂糖や精製塩は体を冷やすので、黒砂糖や天然塩などを使いましょう。
食べる物に迷った時には、ぜひ参考にしてみてください。
飲み物
水分は体内にとどまっていると体を冷やす原因になります。
夏は、冷えた炭酸飲料やアイスコーヒーといった冷たいものを口にする機会が多いため、ますます体内を冷やしてしまいがちです。
特にコーヒーは体を冷やす飲み物のひとつです。
カフェインは交感神経を刺激して、自律神経のバランスを崩すと言われていますので、飲みすぎには注意したいところです。
涼しい部屋にいる時には、過剰に飲みすぎないようにすると同時に常温あるいは体温以上のあたたかいものを摂るよう心掛けましょう。
お風呂
思っている以上に体の芯は冷えています。
暑い夏でもシャワーで済ませず、ぬるめのお湯にゆっくり浸かって体の中を温めましょう。
バスソルトを利用するとお風呂上りも熱が逃げにくくおすすめです!
お風呂の後は冷えた飲み物やアイスクリームが欲しいところかもしれませんが、せっかく温めた体を冷やさないようぬるめのもので我慢するのが賢明ですね。
運動
筋肉をつけると代謝や体温が上がります。
筋肉量の多い男性が女性より冷えにくいのはその為です。
お尻や足には大きな筋肉がありますので、下半身を中心に鍛えると冷えにくい体になります。
オフィスで便利な温活グッズ3選
骨盤湯たんぽ ホットキュット
「骨盤湯たんぽ ホットキュット」は、椅子の上において使えるクッションです。
なんとコレ、仙骨までカバーする立体的な形状の上に湯たんぽ機能まで装備してるんです。
お湯を注ぐと骨盤周りをやわらかなあたたかさで包み込みしっかりと冷えを遮断します。
座っているだけで骨盤を支え正しい姿勢をキープできる、まさにオフィスにはうってつけの温活グッズです。
あずきのチカラ お腹用
「あずきのチカラ お腹用」は、レンジでチンして何度でもくりかえし使える小さなピローです。
内臓されたあずきに含まれた水分が天然の蒸気を発し、じんわりお腹を温めます。
蒸気には体の奥まで温める効果があるんです。
使用後に水分がなくなったあずきは4時間以上待つと空気中の水分を取り込んで復活し250回は使えるんです!
表と裏で温度を選べる2way仕様で、お好みの温かさを選べるのも便利です。
ふんわりほぐれるボレロ
岩盤浴に用いられているオーラストーンを糸に練り込むことでしっかり温まるうえに冷めにくいすぐれもののボレロです。
サイズ的にもコンパクトにたためるのでオフィスのみならず持ち歩いていつでもどこでも自宅でも、度々活躍してくれそうです。
心地良い温かさで、首や肩甲骨をしっかりくるんでくれるので肩こりにお悩みの方には特におすすめです!
まとめ
いかがでしたか?
夏のオフィスでの冷えは体調不良にも繋がるので、しっかり対策をしたいところですね。
この機会に便利な温活グッツを活用するなど、ちょっとした気配りであなたの元気は守れます。
仕事も遊びも精一杯やれるのは健康あってこそ。
まずはすぐに取り組めることから少しずつ始めて元気に夏を乗り切りましょう。