みなさんは「湯シャン」というものをご存知ですか?
普段私たちがしている、シャンプーやリンスをするのではなく「髪の毛をお湯で洗い流す」という行為を「湯シャン」と言います。
湯シャンは、髪に優しいなどの理由で、モデルや有名芸能人なども、「ノー・プー」を実践しています!そんな「湯シャン」について調査しました。
ここでは「湯シャンを実践している芸能人」「湯シャンの効果と正しいやり方」をご紹介します。
あなたも湯シャン(ノーシャンプー)で、美しい髪になりませんか?
湯シャンしている芸能人は?
湯シャンしている日本の芸能人
タモリ
日本で湯シャンを広めたと言ってもいいタモリさんも、湯シャンをしています。
お風呂ではシャンプーリンスを使わないのはもちろん、タモリさんは、湯船につかるだけで体に汚れを落とすそうです。
この方法は「美肌を保つ」ともいわれていて、タモリさんは湯シャン、美肌の教祖的な存在ですね!
福山雅治
そのタモリと仲の良い福山雅治さんも湯シャン仲間です。
福山雅治さんに憧れる男性は少なくないですよね!福山雅治さんがしているのだからと湯シャンが口コミで広がり、話題になりました。
福山雅治さんは、シャンプーリンスを全く使わないわけではなく、必要に応じて使うようです。
YOU
女芸能人では、YOUさんも湯シャンを実践しているひとりです。
年をとっても、ツヤと張りがある肌を持ってるので説得力が強く、「洗いすぎは良くない」とみんなに広めています。
中村アン
かき上げるロングヘアが魅力的な中村アンさんですが、3日は髪を洗わないとテレビでも公言しています。
シャンプーは特別な事情がない限りは必要ないと話しています。
他にもローラさんや妻夫木聡さんなど多くの芸能人やモデルが湯シャンを実践しているようです。
湯シャンしている海外モデルやセレブ
海外の有名なモデルも湯シャンを実践しています。アメリカでは、湯シャンのことを「ノー・プー」(no poo)と言って、シャンプーを使わないヘアケアが広く浸透しています。
ミランダ・カー
日本でも人気のアメリカのモデルのミランダ・カーさんも、湯シャンをしている1人です。
自身がプロデュースするスキンケアブランドを立ち上げるなど美のカリスマ的存在のミランダ・カーさんですが、仕事に行かない時は、2日に1回位しか髪は洗わないそうです。
ニコール・リッチー
アメリカのファッションデザイナーであり女優のニコール・リッチーさん。
シャワーを浴びる時に髪は洗うけれど、シャンプーでは洗わずに最高の髪のコンディションを保っていると話しています。
ジェシカ・シンプソン
シンガーソングライターで女優のジェシカ・シンプソンさんも綺麗な髪の持ち主ですが、ノー・プーのひとりです。
シャンプーを使うのは、月に数回程度なのだとか。綺麗な髪の秘訣はノープーにあったんですね。
湯シャン(ノーシャンプー)の効果は?
なぜ湯シャン(ノーシャンプー)が人気なの?
シャンプーが、頭皮に悪影響を与えているのはご存知ですか?
一般的なシャンプーに多くに含まれている、合成界面活性剤やパラベンなどの有害な成分は、頭皮から吸収され、体内に浸透することで、肌トラブルやアレルギーを引き起こす原因にもなると言われています。
そこで、頭皮や髪、そして体の健康のためにもシャンプーをなるべく使わない湯シャンが人気なのです。
湯シャン(ノーシャンプー)の効果は?
湯シャンは頭皮に優しく、また様々な効果が見られます。
ベタつきを防ぐ
普段使っているシャンプーが、落とさなくてもいい皮脂まで落とし、頭皮にダメージを与えています。
頭皮の皮脂を必要以上にとってしまうと、頭皮が乾燥しいらない皮脂がどんどん湧き出てきます。皮脂の過剰分泌は毛穴を詰まらせ、汚れや雑菌を引き寄せてしまうのです。
湯シャンは、余分な皮脂を取らずに必要な皮脂は残してくれるので、頭皮のベタつきが改善されます。
頭皮トラブル予防
また、頭皮トラブルで1番多いとされる原因は、シャンプーのすすぎ残しといわています。
私もすすぎ残しで、おでこによくニキビができていました。シャンプーを洗い流す時間は、洗浄時間の倍の時間が必要と言われています。それぐらい頭皮にとってすすぎ残しは厄介者です!
頭皮のニキビや吹き出物の予防にも湯シャン(ノーシャンプー)は効果があるようです。
白髪・薄毛予防
シャンプーの代わりに湯シャンをすることで、界面活性剤の頭皮への刺激が減り頭皮環境が良くなります。
そうすると、頭皮の血行が良くなって頭皮全体に栄養が行き渡り、メラニンの働きがとても活性化されます。メラニンの働きが良くなることで「白髪予防」「薄毛予防」に効果的と言われています。
湯シャンの正しいやり方は?
初心者向けの湯シャン方法と、正しい湯シャンのポイントをご紹介!
基本的な湯シャン方法
- 髪の毛を濡らさずにブラシでよくとかす
- お湯の温度が34~35度であることを確認する
- お湯を髪の毛にかけながら、爪を立てずに指の腹で頭皮を優しく洗う
- 手ぐしやヘアブラシで髪の毛をとかしながら汚れを洗い流す
- タオルでこすらず髪の毛の水分を拭く
- ドライヤーで根元から乾かす
初心者によくありがちな「お湯で洗い流せばいい」と思う方も多く居ますが、それは間違いです。髪の毛の表面についた汚れは落ちるかもしれませんが、絡まった場所や頭皮の汚れは落ちていません。
頭皮の汚れが付いたままだと、フケやにおいの原因にもなるので注意してください。
湯シャン方法のポイント
湯シャン前に丁寧なブラッシングが必要です。ブラッシングで髪の毛についたほこりや汚れなどを取り、髪の毛の絡まりをほどきましょう。
丁寧なブラッシングをすることで、お湯が行き渡り汚れも落ちやすくなります。
おすすめのブラシは「天然ブラシ」です!地肌から丁寧に髪の毛をとかしてくれるので、とても気持ちいですよ!
洗い流すときは頭皮をマッサージしながら、洗い流してください。
湯シャン後のケア
湯シャンを正しく行っても、その後のタオルドライ・ドライヤーのやり方で失敗する人が多く見られます。
タオルドライで強く髪の毛同士をこすり合わせると、髪の毛が傷みキューティクルを失う原因になります。せっかくの湯シャンの効果が台無しにならないように、タオルドライは優しく行ってください。
髪の毛を優しく揉みながら、根元からしっかり水分を取ることでドライヤーの時間を短縮することができます。
長い時間ドライヤーをかけていると、髪の毛のたんぱく質が減り「ゴワゴワ・パサパサ」の原因になります。髪の毛は熱に弱いので
- 低温ドライヤーを使う
- ドライヤーと髪の毛の距離を開ける
- 冷風と温風を交互にあてる
等の工夫をして、長時間髪の毛に温風をあてない様に注意してください!
逆に髪の毛が濡れたまま放置していると、雑菌の増殖で頭皮の病気の原因にもなりますので、湯シャン後のケアも大切にしてくださいね。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
今回は、髪や頭皮に良いと話題の「湯シャン」についてご紹介しました。美の意識が高い芸能人やモデルさん達は、湯シャンを取り入れているようですね!
湯シャンは簡単そうに見えますが、少しコツが必要です。是非、正しいやり方でチャレンジしてみてください。
そして、湯シャンで、頭皮の健康とサラサラ・ツヤツヤの髪の毛をゲットしましょう!