あなたが毎日つかっているそのメイクブラシ、こまめに洗っていますか?
メイク用品のお手入れってついつい先延ばしになりがちですよね。
今回は正しいメイクブラシの洗い方や乾かし方、おすすめのクリーナーなどをご紹介していきます。
美しくなるにはまずは道具から!
ちょっとした手間で清潔な状態がつくれますので一緒にやってみましょう。
メイクブラシの洗い方
メイクブラシが汚れていると、毛先がよれて粉が均一に付かなくなってしまいます。
また、メイク小物は皮脂を吸収しているので雑菌が繁殖しやすく臭いやカビの原因にもなります。
トラブルは肌の側だけではなくブラシが触れるおしろいやチーク、アイシャドーの側でも発生します。
ケーキングと呼ばれる粉体が団子のように固まってしまう現象が起こり、品質の劣化を招きます。
お手入れの第一歩としては「使ったら拭く」が基本です。
1回使用するごとにティッシュペーパーなどで粉を丁寧に拭きとり、ブラシの毛先を整えて収納することを習慣にしましょう。
洗い方の手順
- 振り洗いする
ぬるま湯200:中性洗剤1を溶かし筆先を振るように動かして洗いましょう。
洗剤は専用クリーナーまたは台所用洗剤を使います。
根本の金属部分まで浸さないよう注意しながら軽く振ったあと、毛先を抑えるように優しく揉み、十分にすすぎます。
- 絞ってタオルオフ
手で軽く水気をきったあとタオルで水分をよく拭き取ります。
毛量の多いタイプの場合は縦に握ってブラシ表面をタオルにトントンと数回押し当てて奥の水分まできっておきましょう。
- 形を整える
そのままでは毛先が広がった状態で乾いてしまいます。
きちんと形を整えてください
洗い方の注意点
つけ置き洗いは厳禁です。
ブラシの根本を束ねている素材が傷んだり、接着剤が変質して毛抜けの原因になることがあり、毛の品質も劣化してしまいます。
洗う際に強く引っ張ったりすることもいけません。
あくまでも優しく丁寧に行いましょう。
メイクブラシの洗い方を動画で確認
メイクブラシの乾かし方
洗った後、ブラシスタンドなどに立てて乾かすのはNGです。
いつまでも根本が乾かない状態だと時間がかかるだけではなく雑菌の繁殖することもあるからです。
ブラシ部分にクセがつかないよう何も触れない状態、できれば吊して乾かせるとベストです。
その際に直射日光を当てたりドライヤーを使うと毛が変質したり毛先が広がったりとダメージを与えてしまいますので必ず日陰に干してください。
完全に乾いていないままブラシを使ったりポーチやケースに収納することも雑菌の繁殖やニオイの原因になります。
特に毛量が多く目のつまったブラシの場合には3日間ほど放置して完全に乾かしてください。
また、長年使っているブラシの場合は水を弾くために施されたコーティングや脂が落ちてしまって水分を蓄えすぎる傾向があります。
何年も使い続けているもので、なかなか乾かない、先がパサついてまとまらない、といったメイクブラシは買い替え時期のサインだと思われます。
メイクブラシクリーナーや洗剤の選び方
メイクブラシを洗う洗剤は、台所洗剤の他にも無水エタノールで洗ったりシャンプーで洗ってもOKです。
ただ、大切なメイクブラシを長く使いたい場合や手軽に清潔にしたいならメイクブラシクリーナーを使うこともおすすめです。
スプレータイプ
メイクの都度、綺麗な状態を保てるようティッシュにスプレーして拭き取るタイプは便利です。
速乾性があって拭いた後にはすぐ使えます。
気になる時にすぐに綺麗になるので便利です。
ドライタイプ
メイク中、同じブラシで違うカラーを使いたいときにはスポンジにこすりつけるだけでサッと汚れを落としてくれるドライタイプ。
手軽なのでおすすめです!
洗浄重視タイプ
低価格のクリーナーは酸性のものが多く、汚れ落ちは良いものの天然毛には成分が強すぎて品質を劣化させてしまいます。
その点、化繊毛のブラシだと一気に質が落ちることは少ないので、乾燥するとこびりつきやすいリキッドファンデーションなどのブラシには化繊を選んでしっかり汚れを落とすよう使い分けると良いでしょう。
素材こだわりタイプ
天然毛のブラシには刺激の少ない天然由来成分配合のものを使いましょう。
また、ブラシと同じブランドから発売されているクリーナーも相性を考えて作られているので安心です。
どちらもお値段は高めですが、天然毛の風合いを損なうことなく新品に近い感触を長く保てますよ。
まとめ
一流のスポーツ選手は使う道具も大切にして結果を残すと言われてますよね。
わたしたちもまずはメイク用品のお手入れをはじめましょう!
その繊細な心配りはメイクの仕上がりはもちろん、雰囲気や立ち居振る舞いにもあらわれてあなたをワンランク上の女性へと誘ってくれますよ。