赤ちゃんからお年寄りまでが安心して使えて、価格もお手頃なことで長年愛され続けているワセリン。
最近ではワセリンを使ったシンプルケアが話題となり保湿だけではなく美肌効果も注目されています。
今回はそんなワセリンについて活用法も含めて詳しくご紹介していきます!
ワセリンの保湿力が凄い!
ワセリンとは石油を精製して作られた保湿剤のこと。
保湿力の高さとリーズナブルな価格が人気を集めています。
ワセリンには黄色と白色の2種類あり、不純物が少ないほど色が白くなっていくのが特徴です。
段階的に分類すると
『黄色ワセリン < 白色ワセリン < プロペト < ワセリンHG < サンホワイト』
の順で精製の純度が高くなります。
ちなみに一般的にはアメリカのユニリーバ社から発売されている「ヴァセリン」が有名ですが、「ヴァセリン」とは商品名で、種類は「黄色ワセリン」であり分類上は「化粧品」もしくは「雑品」となります。
かたや「白色ワセリン」は「医薬品」です。
純度が低い商品が粗悪品というわけではありませんが、安全性や安定性を考慮すると純度の高いものが安心ではあります。
価格や使い方に照らして適当な純度の商品を選ぶようにしましょう。
DaiGoもおすすめの効果的な使い方とは?
最近ではYoutuberとしても大活躍中であるメンタリストのDaiGoさん。
彼の配信したスキンケアやワセリンに関する動画が話題になっています。
DaiGoさんいわく、スキンケアに「化粧水」は不要とのこと。
なぜならば化粧水とクリームの使い方を試した実験で
- 化粧水だけ塗る
- クリームだけ塗る
- 化粧水 → クリームの順で塗る
- クリーム → 化粧水の順で塗る
の4グループに分けて計測したところ、「化粧水だけ塗る」グループが最も水分蒸発が激しかったのに対して、あとの3つのグループは全く同じ結果だったという研究があるんだそうです。
化粧水は塗っても塗らなくても結果に全く影響がない、つまり不要ということなんです!
洗顔後は必ず「化粧水で肌を整える」ことが当然と思っている人たちには衝撃的なお話ですね。
更にDaiGoさんは、クリーム(保湿剤)についても「高価な商品=優れているわけではない」とも述べています。
保湿剤で油分の膜を作って水分を逃がさないことが重要なのであって、豪華なパッケージや莫大な広告料が上乗せされている高額なクリームを使うことは無意味とのこと。
高級クリームに効果を感じているのは保湿剤が効いているだけで、様々に配合されている成分のほとんどは肌に浸透することはないんだそうです。
高級化粧品もワセリンも大差ないなんて・・・これまたショッキングな展開です!
女性は化粧品の美しい容器を愛でたり、高価なスキンケアを施すと顔も心も満たされますのでついつい効果を過大評価してしまうのかもしれませんね。
DaiGoさんの推奨するスキンケアとは「皮膚本来の力を尊重して余計なことはしなくて良い」というもの。
洗顔後には白色ワセリンを塗るだけで肌は十分満たされる上に、お財布にも非常に優しいこのシンプルスキンケアは試してみる価値アリですね!
オススメなワセリンの使い方!
石油から出来ているワセリン。
石油と聞くと害があったり強い成分のように感じるかもしれませんが、石油はそもそも天然由来で安全なんです。
それゆえ敏感肌や化学製品が使えないなどの理由で肌断食中の人にもワセリンは重宝されています。
肌断食についてはこちらの記事もご覧ください↓
リップクリーム・スクラブ
天然成分でお口に入っても安全なワセリン。
その保湿力を活かしてリップクリームとして使うことは勿論、塗ったワセリンの上にお砂糖をまぶして優しくマッサージすることでリップスクラブにも早変わり!
ワセリンと砂糖を1:1で混ぜ合わせて事前にスクラブを作り置きしておくことも可能です。
花粉症対策
目の周りや鼻の中に薄く塗っておくことで花粉の侵入を防ぐ効果があります。
メイク落とし
スプーン1杯ほどのワセリンを手のひらに取って温めてからお顔全体によくなじませるとメイクが綺麗に落とせます。
練り香水
ワセリンと香水を8:2程の割合で混ぜ合わせると練り香水として使えます。
全身保湿
全身保湿にもワセリンはぴったりです。
お風呂あがりや日焼け後は特に水分が激しく蒸発する状態ですので、しっかりとケアしてあげましょう。
価格を考慮して、お顔には上質のサンホワイトやワセリンHG、全身用にはヴァセリンと分けて使ってもいいですね。
まつ毛美容液
まつ毛の育毛や抜け毛予防にも効果アリ。
ただしマツエクをしている方は持ちが悪くなる場合があるのでやめておいたほうがいいでしょう。
口紅カバー
口紅を塗った上から薄くワセリンを塗っておくと色落ちを防いでくれます。
まとめ
ワセリンってコスパも最高なうえに使い方も簡単で本当に優秀です!
あなたも賢くワセリンを活用してみてくださいね。