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マメ知識

賞味期限切れの缶詰は食べられる?処分の目安や捨て方は?

非常食や常備食として、私たちに欠かせない「缶詰」。                近年、震災が増えてきた中で、避難バッグの中に缶詰を入れておいたり、普段使いに便利な缶詰を常備している方も多いと思います。

また、買いすぎた缶詰を引き出しの奥に放置し、賞味期限を確認したら切れているなんてこともしばしば…。

私もツナ缶をしまったまま忘れていて、賞味期限を見ると切れていたことも…。

ここでは賞味期限の切れた缶詰は食べられるのかどうかや捨てる目安、捨て方などについてもご紹介します!

賞味期限切れの缶詰は食べられる?

賞味期限切れの缶詰は食べられる?

缶詰は、賞味期限が過ぎていても食べられます!

私も、1年賞味期限が過ぎていたツナ缶を食べましたが、特に味の変化もなく美味しくいただきました!

実は、缶詰めは常温で保存し、開封しなければ、10年以上保存可能とも言われています。(味は劣化するでしょうが…)

そもそも食品には賞味期限消費期限があり、缶詰には賞味期限が記載されています。

〇賞味期限…「味」が変わらないという期限

〇消費期限…食べても「安全」な期限

の2つに分けられています。

消費期限は、その期限の日までに食べないと「安全」は保障できないというものです。消費期限を過ぎた物を食べてお腹を壊しても、自業自得と言うことになります!

賞味期限は「味」の保証なので、この期限までに食べないと美味しくなくなるよというものなので、食べれないことはありません。

缶詰の賞味期限が長い理由

なぜ、缶詰の賞味期限が長く長持ちするのかというと、食材を密封させてから無菌状態殺菌消毒しているからです。

<缶詰を作る工程>

1.食材を詰める

2.空気を抜く

3.密封して熱殺菌をする

私は実際に、ツナ缶を作った経験があります。

ゆでたマグロの身をほぐして缶詰に詰めた後、プレスする機械で缶詰の空気を抜きます。そのあと缶詰の熱殺菌を行い完成です!        

そこでは、より安全な缶詰にするために、2回熱殺菌をしていました!

缶詰を密封してから殺菌することで、缶の中は無菌状態になり腐敗を防ぐことができるのです!

これが缶詰の賞味期限が長い理由ですが、缶詰の正しい保存をしていないと缶に錆が生えることもあるので注意してください。

未開封の缶詰であれば、賞味期限が過ぎていても、美味しく食べられることができます。

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賞味期限切れの缶詰の処分の目安は?

賞味期限が過ぎている缶詰を見つけたら確認していただきたいことが3つあります。

1.缶の蓋が膨らんでいないか

2.缶に錆がついていないか

3.缶の蓋がベコベコへこまないか

賞味期限が過ぎていても食べられると言いましたが、上記の3つのどれかに当てはまるようなら、食べるのをやめてくださいね!

1・缶の蓋が膨らんでいないか

缶の蓋が膨らんでいるのは「ガス」のせいです。何かが原因で「腐敗ガス」が発生し、缶が膨らんでいます。

食べられませんので、決して食べないようにしてください。

2・缶に錆がついていないか

缶に錆がついていると、そこから腐食し液体が漏れている可能性も!液体が漏れることによって、殺菌が入り賞味期限が過ぎていなくても食べるのは危険です。

3・缶の蓋がベコベコへこまないか

缶詰は密封されていると、ベコベコとはへこみません。逆に蓋を押してベコベコへこむようであれば、その缶詰は密封されていないことになります。

この場合、殺菌や空気が入っている可能性があるので、食べるのはとても危険です。

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缶詰を処分する時の捨て方は?

缶詰の危険を察知したら、迷わず捨ててください。

その際には「分別」を忘れずに!

中身は「生ごみ」缶詰は「資源ごみ」と、開封していない缶詰は開封してから地域の分別に従って処分しましょう。

缶が膨らんでいたり、ベコベコと音が鳴る缶は捨てる時も注意が必要です。

腐敗ガスが発生している場合は、「不意に中身が爆発」なんてこともあります…。

腐敗した中身が悪臭と共に部屋に巻き散らかされないよう、外で缶詰の蓋を開けてくださいね!!

まとめ

いかがでしたでしょうか?

食品には「賞味期限」と「消費期限」の2つがあり、缶詰の賞味期限は密封されているから長いということが分かりました。

食味期限が過ぎていても食べれるよ!とお伝えしましたが、缶詰の蓋や本体を見て判断してください。

錆やベコベコなど、怪しいと思った時に捨てるようにしましょう。